手錠にモザイク…意味あるの?

コメポ

現在、日本における報道映像などでは、被疑者に掛けられた手錠を極力映さず、映った場合も手錠部分をモザイク処理を行うのが主流だ。逮捕の際にも警察は頭から衣類を被るなど人権を守るため様々な自主規制をしている。しかしながら手元にモザイクが入った連行の映像を見れば、多くの視聴者は直ちに手錠だと分かる。人権を守る措置とはいえ、なんとも中途半端な規制に疑問を抱くのは筆者だけであろうか。

NewsCafeのアリナシコーナーでは『容疑者の手錠にモザイク。これってアリ?』という調査を実施。結果とともに寄せられた意見をそれぞれご紹介しよう。

【アリ…16%】

■容疑者であって犯人ではないから。

■犯罪者に情けは不要。ただ子供には色んな意味で見せたくないから。

■手錠の構造秘密保守のためでは?

■裁判で有罪が確定するまではまだ無罪。だから仕方ない。

■容疑者の人権を守るため。容疑者はまだ容疑者に過ぎないからね。

【ナシ…84%】

■見えたからって何も変わらないと思うんだけどな。

■手錠にモザイクかけることは一般市民からするとあまり意味ない。

■モザイクしてもバレバレ。あれ、意味あるのかな?

■何で手錠だけモザイクかけてるのか昔から不思議に思ってた。

■モザイクしてもわかるよ!

■ナシ。犯罪者に人権?ハァ?って感じですね。

■配慮する意味が解らない。

■冤罪の可能性も考慮してだろうが、余計に手錠を意識させて無意味。

■腰縄とか…なんでモザイクかけるのか理解できません。

■全国民の脳裏に焼き付ける様に、全てを晒せ!罪人に甘いんだよ!

8割以上が【ナシ】と回答。「あまりが意味ない」といった意見が相次いだ。

そもそも、手錠のモザイク処理は1985年から始まったという。世間を騒がせた"ロス疑惑"の三浦和義氏が提訴し勝訴したことがきっかけとなった。三浦氏の連行中に警察官が報道関係者の写真撮影用に腰縄・手錠姿を撮影させた際に「有罪が確定していない被疑者を晒し者にする人権侵害だ」と述べたという。こちらに対するあなたの意見も是非お聞かせ願いたい。

加害者にもある程度人権はあると思いますが、罪を償うはずの刑が全般軽いので罰になってません。
ドラマだとかからないんだよぬモザイク。冤罪がないならモザイクいらんだろ。
あの腰縄を近くで見たことあるけどすごく太くて絶対にナイフなんかで切断できない代物です。
手錠なんかより強烈なインパクトを与えると思います。
腰縄はモザイクしても良いと思います。
上半身だけいいのでは
ばかばかしい!

そもそも、そこんところ、映さなけばよい話!
顔アップの映像が撮れたら問題無いでしょう。遠目の映像しか撮れなかったから余計な処理が必要になる。とにかく容疑者の映像さえ流せば良いと思って遠目でも不鮮明でも平気で垂れ流すテレビ局の姿勢が問題。本当に今後の防犯を促したいなら顔アップを撮って来い!

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