非正規に負けてる正社員

コメポ

総務省が先月発表した7~9月期の労働力調査によると、非正規雇用者は1908万人…2002年以来の過去最多を更新する形となった。一方の正社員は3295万人と、前年同期から32万人減少している。このことからも多くの企業が"人件費の負担が軽い非正規雇用者"で労働力不足を補っているのが見てとれるが、気になるのは"人件費の負担が重い正社員"の仕事ぶりだ。

NewsCafeのアリナシコーナーでは「非正規に仕事で負けてる正社員、アリかナシか?」という調査が実施されたようだ。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…44%】

■存在します…という意味でアリ。派遣でも有能な人はいますから。

■そういう所多い。何かある度に社員が派遣に聞きに行ってるよ。

■正社員と言う事に甘えてる人間は多い。ゆえに無能な人間もいる。

■給料は高い癖に役立たず。そんな印象ですね、正社員。

■いるよねー! 手の抜き方だけは優れてるんだよな~(笑)。

■特任のスペシャリスト非正規なら万能正社員に勝てるよ。

■パートさんのほうが仕事熱心。正社員にはずる賢い奴いるからな。

■コネで入った輩が仕事中に酒を飲んだり煙草ばかり吸っていた。

■あえて、非正規でいる人もいる。

■認める訳じゃないよ。ただ現実として多い。

【ナシ…56%】

■正社員は楽な仕事ばっかやって面倒な仕事は非正規に押し付けてる。

■正社員が負けてどないすんねん!! 根性見せたれや!!

■非正規そのものがなし。雇うならちゃんと雇え。

■でも多いよね。世渡りで生き残ってる高給取り。

■給料泥棒!!

■仕事ができない正社員の尻拭いが疲れて派遣をやめた。

■あぐらかいて手抜きしてる奴…いるョネ…情けない。

■いっぱいいる。人事部の能力を疑う。

■うちの会社の社員たちがそう。

■許されないと思うのでナシに投票したが、実際は結構いるよね。

得票はほぼ半々、やや【ナシ派】優勢…という結果ではあるが、寄せられたコメントを読んでいくとおかしな事になっているのに気づく。【アリ派】の最多意見は「非正規に仕事で負けている正社員をよく見かけるからアリ」、そして【ナシ派】の最多意見は「非正規に仕事で負けてる正社員に腹が立つからナシ」…真逆の意見というわけではないのだ。存在するか否かのアリナシ、許せる許せないのアリナシ…どちらとも読みとれる設問が招いた、正しくはない数字ということになるだろう。

要するに雇用形態にかかわらず優秀な人は優秀、残念な人は残念…。せめて対価は仕事の出来に比例してほしいが、そうもいかないのが現実か。

[文・能井丸鴻]

非正規でも経験者なら、そういう職場て多いんじゃないでしょうか(^-^)実際、うだうだお喋りに熱中してる正社員や引きこもりの正社員の分までバリバリ働いてくれてる人も(^-^)
役人がそうだろ?役人になってしまえば、はっきり言って仕事してもしなくても辞めなきゃ問題なし。役所で臨時雇用で入ったって仕事無さすぎて時間の使い方わからないってんだから何処まで役人が楽して税金食い物にしてるかわかるよ。
高度成長期からバブルの期間に人件費高くしたのが、良くなかったってことでしょ。この際、60歳以下の正社員は全員非正規並みの時給になるべき。これが簡単な解決法。
本当はみんな正規雇用になるのが理想。しかし冷戦後のグローバル化で、途上国との労働コストの競争が始まり、新卒で正規雇用に成れなかった労働者と途中で退職した正規雇用が損を被る社会の仕組みが出来た。
派遣もあたり、はずれがあるから。もっとも正社員登用ありといい何度も騙されるとやる気失うよなあ。前の会社なんか正社員にする気がないのに正社員登用ありとか平気で言って何人も派遣とか契約社員を騙してたから。詐欺にならないのか?正社員登用も何人働いて何人正社員になったかの実績とか表に出すべきでは?
不当な賃金格差の是正を?日本では、正社員と非正規の賃金格差がひどい。諸外国では、正社員100に対し、スウェーデン・スイスは95前後。比較的低いアメリカ、カナダでも66~68。一方、日本は48。先進国中ダントツのワーストである(以上、ぜひ検索ください)
そんなのあたり前じゃん 正規が偉いと勘違いのかた たくさんいるけど 頑張ってたら成績いいのあたり前では 会社にはいる時だけ頑張ってもだめだし 入ってからが勝負だし
社員という立場にあぐらをかいてる。何の手柄も実績もないのにご褒美だけをたくさんあげる。何の見返りもないのに熱心なのは一部のパート何だかね
正社員が仕事に失敗してその尻拭いをさせられました。おまけに顛末書までかかされました。とてもブラック
お互い貶し合い憎み合うのが企業と政府の思うつぼ。貴方が苦しいのはその人個人だけの所為じゃない。

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