迷走する「日本の男女平等」

コメポ

ダボス会議で知られる世界経済フォーラムは、毎年「世界男女平等ランキング」を発表している。政治家や企業重役、就業者数、賃金、進学傾向、健康状態など様々な観点の男女比をもとに制作されるランキングで、2013年のトップ3国家はアイスランド、フィンランド、ノルウェーとなっている。また主要先進国ではドイツが14位、英国が18位、米国が23位につけているほか、フランス、イタリアはそれぞれ45位、71位という結果だ。

では日本は…と見てみると、なんと136カ国中105位。これは世界的に見て「平等には遠い」と言われているに等しい。日本において具体的に「男女が平等でない点」はどこなのか。

NewsCafeでは「アナタの身の回りの環境で感じる男女格差は存在しますか?」というアンケートが実施されたようだ。ランキングとともに寄せられた声をご紹介しよう。

※回答総数…570件

【1位】どちらかといえば男性の方が優遇されている(29.1%)

■優遇というより、男性が回すことを前提として社会のしくみが作られていると感じる。[女性/30代/主婦]

■妊娠出産授乳等どうしても女性にはハンデがありますね![男性/40代/会社員]

■大きな仕事とかでは。でもその他の面では女性が優遇されることがけっこう多いと思うし平等ではないけどちょうどいいぐらいだと思う。[男性/40代/会社員]

【2位】どちらかといえば女性の方が優遇されている(24.4%)

■女性だからという理由で、採用枠があったり…仕事免除あり、生理が早退・休みの理由で通用。上層部は「女性様」って感じで腫れ物を扱うよう。[男性/20代/専門職]

■昔は男性優遇だったから、今は女性優遇が目立ってきた。しょうがないよ。[男性/40代/会社員]

■レディースデイはあるけどメンズデイはない。[女性/40代/会社員]

【3位】男性の方が非常に優遇されている(17.7%)

■同じ内容の仕事を男性と同レベルかそれ以上こなしても、給料は男の7割弱。[女性/40代/専門職]

■法律上、ビジネス上。でもレディースデーや女性専用車両を女性優遇という愚者がいる間は直すのは無理でしょうね。ついでにデート代の件もビジネス上、男が優遇されてるうちは当たり前。[女性/20代/会社員]

■同じ仕事内容では断然男が優遇されている。[男性/50代/その他]

【4位】わからない(14.0%)

■お互い様っていう事でいいんじゃないですか?[男性/50代/その他]

■男性が優遇されている部分と、女性が優遇されている部分がまったく違うので比べる事はできない。[女性/40代/会社員]

■ケースバイケースですね。[男性/50代/会社員]

【5位】女性の方が非常に優遇されている(9.7%)

■レディースデー、女性専用車両、「デート代は男が多く払え」、等々。女性は本当に差別されているの?[男性/20代/学生]

■痴漢冤罪でも、女性の証言だけで有罪になる。[男性/40代/公務員]

■女性の方がいろいろサービス受けられるし逆に男で何か特典あります?[男性/20代/その他]

そして6位は【平等(5.1%)】という結果に。

「わからない」もしくは「平等だと感じる」人は合わせても2割弱にとどまっている。度合いはどうあれ「男性有利」と感じる人は46.8%、「女性有利」と感じる人は34.1%という内訳となった。しかしコメントにもあるように「男女で優遇されている点がまったく違う」ため、数字はあまり当てにならないようだ。

「女性有利」と感じる人の多くは、女性限定のサービスや、男女間における支払額の割合を理由として挙げている。逆に「男性有利」と感じる人は、それらの理由の多くは男女の賃金差や社会的立場の差から生じていると考えている。

日本では、働く女性のうち6割が出産で仕事を辞めるが、もう一度働こうとしてもパートや非常勤といった働き方しかできない場合が多い。結果、働く妻は減り、収入源は夫に委ねられる。この現状を「働かなくていい、女性の特権」と受け取るか「男女雇用機会の不平等」と取るか…これは男女差でなく個人差だろう。

男性、女性ともに現状にあぐらをかく人は存在し、逆に足掻く人も存在している。一概には比べられない、難しいテーマだ。

[文・能井丸鴻]

いつもこの手のポイントは女の敵は女。
大手なんで各種制度は、使い放題。
仕事しないおばさん正社員が、がっぽり持っていき、若い派遣さんで埋める。
その手のおばさん正社員は、やれることが、限定されているのに、平等を主張。
女は所詮女。若い男の子のお給料上げてやってほしい。
でも、男性並みにやる事を
男性並みに責任ある立場を
避けたいと、、、
そこそこでいいのにと
思ってる女性は多い。
男女で向き不向きな仕事があるのだから完全な男女平等なんてあり得ないよ。政治に関してもまともな女性の国会議員を未だかつて見たことないもの。
男女は身体機能に違いがあるんだから完全な平等は無理がある。
目指すなら「男女公平」でしょ。
ビジネス面において、生理に出産と体力の差がある以上男女同等の給与待遇にするのは無理。

うちでも生理休暇の申請が多いから。
それを踏まえて男性より給与を低めに設定してる。
当然の話だと思うけどね。
クライアント接待を任せようにも、クラブ風俗のお膳立てや休日接待が出来ないし。

出産育児休暇ってのはない。
うちは数ヶ月も休むと浦島太郎状態になっちゃうから、新しく人員を補充する。
時短の再入社制度はあるけど、実家義実家等々の育児協力者が皆無な者には認めてない。
何でも海外の真似っこじゃなくていいんだよ。
男性の育児休暇取得率の低さ
父子家庭における「児童扶養手当」の支給のうけづらさ
企業における女性幹部の少なさ

日本ってこういう所が本当に遅れてる。
私はバリバリ仕事するタイプではないので男の人は大変だなぁ、女でよかったと思う事が多いかな。たまに男の人の方がいいなと思う事はなきにしもあらずだけど。

とにかく男女平等が世界105位でも今の日本に産まれた事を幸せに感じてます。
日本の会社組織は、まだまだ男性型ということには同意します。

しかし、日本の消費社会、購買力は圧倒的に女性型なのです。

CMを見て下さい。
80%は女性ターゲットにしてます。

男女平等の職種もありますが、女性は仕事に責任を負うことを嫌い、役職を持ちたがらず、結果、男性社会になってます。

消費者として美味しい所だけを欲しがるのでしたら、
まだまだ日本には男女平等は来ないでしょう。
日本は育てる前提で青田刈りの一括採用、そこに資本投下してるので資本の回収が必要。女性は離職休職率が高いという前提計算での給与設定、つまり、今の能力や仕事量に回収率込みの給料ということ。これが差別なら終身雇用制から変え、日本企業の技術や人材の継続を捨てるしかない。欧米の平等は日本には馴染まないですね。雇用形態の違う外資やベンチャーや、回収の必要ない公務員、理解ある配偶者を選ぶ方が現実的だと思います。
私は保育環境が良くなってもフルタイムはないですね。育児は女性の特権と思うので、この『差別』を撤廃する気はない(笑)
結婚した女性の働きたい理由は昔は仕事が好きだから辞めたくないに対し今は共働きしないと生活が成り立たないからで数も昔と違い今はかなり増えて女性雇用待遇を良くしないといけない(産休など)ようになってきたがそもそも今の結婚した女性も働かなければいけなくなったのは男性の非正規が増えて家庭を一人で支えれなくなったからであり結果女性も働きに出る羽目になり子育てする余裕が無くなり子供を産まない家庭が増え少子化になった。

小泉や安部総理が推進する派遣法は日本最大の悪法であり派遣法を無くし終身雇用制を復活させなければ日本人という人種は近い将来絶滅するでしょうね。

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