「他人の懐事情」気になる?

コメポ

"懐"という言葉は面白い。「深い」と言えば心の広さや包容力を表すのに、「暖かい」「寒い」では所持金の量を表す。懐に入ったり飛び込んだり、と言えば相手に取り入ること切り込むことを意味するのに、痛めたり肥やしたりとなればまた金の話だ。「貧すれば鈍する」の例えどおり、生活が苦しければ心も狭くなってしまうということだろうか。あくせく働く身としては、あまり考えたくないものだが…。

NewsCafeのアリナシコーナーでは「他人の懐事情が気になる?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…37.3%】

■まったく気にならない…と言ったら嘘になるなあ。

■下世話かもしれないけど、気になるものは気になる(笑)。

■いま苦境にある親友。子供の学費や生活などおそらく崖っぷちで心配。

■いつも崖っぷちだから、スーパーでたくさん弁当とか買える人が羨ましい!

■バランス良く付き合って行く上で、良くも悪くも配慮の意味で気にする。

■友人を食事に誘いたい時などは気にするし、なります。

■皆さんどうやってこの景気を乗り越えてるんだろうとは思う。

■同期入社した同僚の…。

■みんなお金持ちに見える…実際は見えるだけなんだろうけど。

■「ナシ」と叫びたいけどやっぱり気になる。

【ナシ…62.7%】

■よそはよそ。家は家。そんな事知って何か意味ある?

■うちは、人のことを気にしてる場合じゃない懐事情です。

■自分が困らなきゃそれで良い。

■悪趣味。

■知ったところで情けなくなるだけでしょう。

■そんな事気にしたって一円も自分の懐に入ってこないよ。

■関係ないし無関心ですね!

■人様の懐、気にしてもしょーがないでしょ…。

■気にならないと言ったら嘘になる。だけどナシで。

■でも、たま~には気になりますわ。

【ナシ派】多数の6割超ながら「気にならなくはないけどナシとしたい」「ちょっとは気になる…かも」という回答もあったので、実態としてはもう少し両派の数字差が詰まる程度だろうか。一方の【アリ派】も、アリと答えたからといって、あからさまに"懐事情"を探りたいというわけでもなさそうだ。

そもそも、見かけの羽振りの良さは、必ずしも経済的な豊かさを保証しない。懐の心許なさから生じた焦燥感を、周囲の人に景気よくおごることの"優越感"で埋める…よくある話だ。もちろん中には本当にお金があり余っている人もいるのだろうが。

[文・能井丸鴻]

誰かを何かに誘うときは気にしますよ。
だから最初のお誘いメールにさりげなく予想金額入れるようにしてますね。

いくらもってるか知りたいんじゃなくて、長く負担を感じずにお付き合いしたいだけです。
気にしたことないな…。気にする人いるんだ。何のため?
他人の足元を見て何の徳になるのか。

全く下世話な話だ。明日の生活に困っている人だって世の中にはたくさんいる。

どんなに苦しくても一筋の光明を善き考えの前提で求めていくのが人としての在り方じゃないだろうか。

そんな自分も、今もまだ苦しみの中にいる一人。
近所の昔ながらの「時計屋さん」どうやって食べているのか、失礼ながら気になる。
時計、眼鏡、貴金属を扱っており、三十年くらい前から、ショーウィンドーの商品は同じ。
今時、量販店はいくらでもあるのに、価格は、昔と同じ。値引きなしで、十万近くの眼鏡ばかり。
客も見たことがない。
店舗は賃貸で、子供達は私大に通っている。
まあ、余計なお世話ですがね。
気になるといえば気になる。よその懐を知って羨むとかじゃなく、自分も頑張って貯めなくっちゃ、という起爆剤になるから
普段はあまり気にならないが余りにも大盤振る舞いをしていると、よっぽど金を貯めているのか高級取りなのかと勘ぐる時はある。
身の丈以上のことをして自滅するのも本人だし良いんだけど周りに迷惑かけないようにしてもらいたいね。
大体このような類の人は金銭面でだらしない。
そりゃあ泥棒は気にするだろうね、どっちの奴がカネ持ってるかって、そしてカネのある方を狙うよ。
いくら親しい人でも、お金の話はしないと決めてます。聞いたら羨んだり、優越感に浸ったり余計な感情が出てしまいそうです。
聞かない方がさわやかに付き合える気がします。

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