「一本締め」はアリ?過半数が…

コメポ

クリスマス、忘年会、納会、そして新年会…とかく団体で飲む機会が多いこの時期。周囲のテーブルや個室もみんな「○○会」の真っ最中、そこかしこから聞こえる手締めの音が、否応なく年末年始気分にさせてくれるものである。

ところでこの"手締め"、元々は「争い事でもめた同士が和解するときに、お互いが刃物などを持っていないことを証明するため指を開いてから拍手した」のが始まりだそうで、3回・3回・3回・1回と手を叩くのは「9+1」、つまり「九+一」で「"丸"く収まった」ことを意味ているのだとか。

…と聞いたところで、場は宴席であってケンカをしたわけでもなし、決まり事として手を叩くのもなぁ…と感じている人もいるかもしれない。NewsCafeのアリナシコーナーでは「飲み会の〆に一本締め、アリだと思う?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…42%】

■縁起ものなんですよね。

■たまにはいんでない?

■何だか参加者の一体感が出ません?

■会社の飲み会はそうですね。三本締めより楽。個人の時はない。

■今もあるのかな? …飲み会は付き合い程度だから、昔の記憶でアリ!

■ダラダラするなら〆て帰るのが良い。

■はい終わり、ってわかるし、可能な限り帰宅する(笑)。

■三本締め、また三三七拍子もあり、最後はわけわからなくなる。

■会社関係だとよくあるよね。でもどうせ二次会行くんでしょ?

■二次会に行くための景気づけ。さぁ、次行こかな!

【ナシ…58%】

■終わりの挨拶だけで良いのでは。

■そのノリ苦手…正直そんな事やめてさっさと帰らせてほしい。

■一本締めと、それに万歳三唱も止めてください。

■バブル時代は会社の忘年会で必ずやってたな(遠い目)。

■昭和の悪習だね?

■何回叩けばいいか、よくわからない。音頭取る人の裁量が良ければ◎。

■〆はうどんだな(笑)。

■え? それってどゆ意味?

■そんなダサい事、しないよ。

■まわりに迷惑です。

【ナシ派】多数で約6割…「ノリが嫌い」「挨拶だけでいい」「早く帰りたい」、若年ユーザーからは「ださい」「知らない」など、クールな回答が多く寄せられる結果となった。またコメントにもあるように、音頭を取る幹事の手際・トーク次第で盛り上がりも盛り下がりもする、リスキーな習慣であるとは言えるかもしれない。

一方で【アリ派】からは「座のけじめ」という意見、「長野県北部では、北振流詩吟で締める時もある」「このあたりは大阪締め」「博多手一本」など、地域色や文化が感じられる声も寄せられている。なかには「飲み会の最後、男性はTバック、女性に尻一発叩かれ終了(笑)」という、おそらく会社限定の"手締め"情報も届いていた。

この習慣、見てのとおり好き嫌いは大きく分かれるものだ。しかし年末年始くらいは風物詩として聞こえてきて欲しい…と感じるのは、年を取った証拠なのだろうか。

[文・能井丸鴻]

何でも時代遅れで済ますな。
日本の伝統を否定する奴は、日本から出ていけ。
飲み会では余りやらないが、会社の仕事納めの時にはやはりこれが無いと締まらない。
私は「あり」です。じゃないと、ダラダラ飲んでデカイ声を上げてるオッサンたちがエンドレスになるから。飲めない私としては、手締めのおかげで心おきなく帰れます。
よよよい、よよよい、よよよい、よい!めでてぇな!

でいいよ...

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