
人間の注意力には限界がある。どんなに慎重な人でもヒューマンエラーを起こす可能性はゼロではないし、「人間は間違える生き物である」とは昔から言われている。アラビアには「人間は間違いの息子だ」という格言があるというし、英語では「To err is human」と言うらしい。とにかく万国共通で、人間はイロイロ間違えるのである。また、誰でも一度くらいは他人に「人違い」されたことがあるだろう。
NewsCafeのアリナシコーナーでは、なぜか「客なのに、店員と間違えられたことありますか?」という調査が行われたようだ。テーマを投稿してくれたユーザーは、よほど間違えられやすい人なのだろうか…。ともあれ、調査結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…58.1%】
■何回か「すみません」と言われた事がありました。
■そういう事もあるでしょ。自分が間違った事もあるし。
■あります。でも、否定しながらも売り場案内や商品説明します。
■ブランド店でアドバイスを求められたので、コーデネートしてお薦めした。
■多いです、特に年寄りから。その店の主にでも見えるのかな(笑)。
■よくある。商品の場所、シャンプーの違い、お土産のお菓子はどれがイイか…。
■店員というか、病院に朝早く行ったら看護師さんに間違われた。
■魚屋でおばさんからイカを渡された。
■何回も間違えられました。理由は全く分かりませんが…。
■「かしこまりました」って言っといた。
【ナシ…41.9%】
■ないですね。
■店員に間違われそうな服装をしないので。
■ナイ。その逆…つまり同じ客同士なのに従業員サンと間違った事ならアル。
■エプロンしてたお客さんを店員と間違えたことならある。
■逆。制服着た方を個人のお店で…失礼しました!
■見た目に店員に見えないからなぁ~(汗)。
■そういう雰囲気のない人間だから(笑)。
■ボーッとしてるから間違われないんだろうなぁ。
結果はなんと【アリ派】約6割…様々なコメントが寄せられていた。「ホ-ムセンタ-でスケ-ルをジャラジャラしていたら店員さんと間違えられた」「UNIQLOで買った服きてUNIQLO行った時、店員と間違われた」「水色のシャツにジーパンでツタヤに行ったら店員に間違えられた!」などなど、間違えられても仕方ないケースも多かったが、なかには「店員さんに『オイ、そこの荷物運んどいて』って、マジすか?」というコメントまであった。この場合は"店員と間違えられた"というよりも"同僚と人違いされた"ことになるのだろうか。
ともあれ【アリ派】には「知っている限りのことは教えてあげる」という親切な人も多かった。そういう雰囲気がにじみ出ているからこそ、声をかけられるのかもしれない。
[文・能井丸鴻]
年下の姪と洋服を見に行くと店員さんだかお客さんだかわかりゃしないわ…
デパートの制服ならわかりやすいんだけどね…