
手相占い、人相占い、四柱推命、占星術、タロット占い、姓名判断…。洋の東西を問わず、我々の身近には数多くの占いが存在している。占うにあたって求められる"情報"は占術者によっていろいろと変わるようだが、大抵は氏名・生年月日・現在の状況…といったところだろうか。
しかし、なかには出生時間や出生地情報まで求められる占いもあるようだ。特に占星術などは西洋・東洋いずれも、詳細に占うためには出生時間が必須になるというのだが…。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「自分が生まれた時刻を知っていますか?」という調査が実施されたようだ。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…42.4%】
■母子手帳を見せてもらったことがあるので。
■臍の緒が入ってた箱に書いてあった。
■アルバムに記載されている。
■生年月日と時刻の数字がすべて揃うように狙って産んだそう。
■母子手帳と母親の育児日記の両方に書いてあったからね。
■親から夜中の12時に産まれて大変だったと聞いた。
■朝6時2分、雪がちらつき始めた頃だったそうです。名前に雪はない。
■自宅出産だったので母の記憶が鮮明だったそうで…。
■午後3時40分。母が記憶力が良く記録にマメな人です。
■母から私の母子手帳を貰ったので、いろいろと分かります。
【ナシ…57.6%】
■母に前に聞いたがド忘れしました。
■忘れた(笑)。
■早朝ですが、時間は忘れた。
■夕方ってことだけ聞いてます。
■我が家は無頓着なので母子手帳も見た事ない。
■拾われたらしいから(笑)。拾われた時間なら(笑)。
■トイレで落ちそうだったとは聞いたけど。
■母子手帳も臍の緒も、さっさと捨てた毒親。
■初めてこの世に出てきた時だから覚えてないな。
■聞いとけば良かった。
結果は【ナシ派】約6割と優勢、最も多かったのは「母に聞いたような気がするけど忘れた」という回答だ。確かに、生まれた時間を問われる機会は、それこそ占う時くらいしか思い当たらない。忘れてしまっても仕方がないし、何も困らないだろう。一方の【アリ派】は「母親がマメだから記録していた」「出産時の思い出話を母に繰り返し聞かされた」という人が多い。
ちなみに、厚生労働省が発表している「出生に関する統計」には、出生数・出生率のほか「出生曜日」や「出生時間」のデータもある。確認してみたところ曜日や時間に偏りが見られたが、このデータには当然ながら帝王切開やその他の医療的介助による出産のケースも含まれている。つまり担当医の都合も加味されているため、よく聞く「月の満ち干と出生時間の因果関係」などを調べるには、アテにならないようだ。
[文・能井丸鴻]
母子手帳があるからわかると思うけど、知ろうとしたことがないので結局わからんなあ。