
今年は9月27日が「十五夜(中秋の名月)」、その翌日は月が地球に最接近する「スーパームーン」ということで、各所で"2日連続の月見"が賑わいを見せていた。美しい月を堪能した人も多かったのではないだろうか。
しかし、実は"お月見イベント"はまだ残されている。"十日夜(とおかんや)"…旧暦10月10日に行われる収穫祭で、稲の収穫を祝って餅をついて食べたり、田んぼを見守ってくれたかかしに供え物をするなど、内容は地方によって様々だ。今年で言えば今月21日(土)…澄みきった冷たい夜空に浮かぶ月は、清々しいことだろう。
NewsCafeでは「月といえば何を思い浮かべる?」というアンケートが実施されたようだ。ランキングとともに寄せられた声をご紹介しよう。
※回答総数…391件
【1位】うさぎさん(35.3%)
■満月を見ると、どうしても「うさぎさんの餅つき」を想像してしまう。[女性/30代/主婦]
■日本人は、コレかな?[男性/40代/会社員]
■子供の頃に夢見がちだったので、本当にいると思ってた。[女性/30代/フリーター]
【2位】かぐや姫(14.3%)
■ロマン![男性/30代/会社員]
■auのCM…「かぐちゃ~ん」てか(笑)。[男性/50代/その他]
■やっぱ、有村架純の「パッカーン」のフレーズの印象が強いんで!![女性/40代/その他]
【3位】アポロ計画(6.7%)
■やっぱり人類初の月面着陸!![男性/50代/その他]
■やっぱりアームストロング船長のあの名言に尽きますよ。[男性/50代/自営業]
■画像検証や、着陸した月から再びどう離脱したのかなど当時の技術的に不可能と言われている「月着陸」という嘘をいまだにつき通している。[男性/30代/会社員]
【4位】潮の満ち引き(4.6%)
■月がなければ地球上の生物体系は違っていたでしょう。潮干狩り最高![男性/50代/自営業]
【5位】ピアノ曲『月光』(ベートーベン)(4.6%)
■これは名曲![男性/50代/専門職]
■ドビュッシーの『月の光』も。[女性/50代/その他]
■月→月光→ベートーベンのピアノ曲も連想したが、最初に浮かんだのは「忍者部隊月光」。[女性/50代/その他]
そして6位は【狼男(2.8%)】という結果に。
3割超の票を獲得したのは「うさぎさん」の項目だ。「月には兎がいる」という伝承は、日本だけでなく中国など各地に残されており、兎の横に見える影は臼(うす)であるとされるのも共通だ。ただ、日本では「餅をついている姿」だと言われているのに対し、中国では「不老不死の薬の材料を手杵で打って粉にしている」のだというから面白い。
その他では「月に代わってお仕置きよ(笑)」「JAXAの宇宙探査機『かぐや』。日本の宇宙科学は、すごいです」「だんごに決まってるやん!」「月見うどん又は月見そば」「いろいろな曲が浮かんできます。『荒城の月』『お月さま』『朧月夜』『雨降りお月さん』『月の砂漠』、そして『炭鉱節』…。今では、歌われなくなり聞かれることの無くなった曲ばかりですが忘れてほしくない曲です」などなど、様々なコメントが寄せられている。
[文・能井丸鴻]
「おったま(お月様)いい子で、ねんねします」と手を振る。