
11月の風物詩といえば"酉の市"…新年の招福と商売繁盛を願って、鷲や鳥にちなむ寺社で"酉の日"に行われる祭りだ。今年は酉の日が3回あるので、まだ29日(日)の三の酉が残っている。参拝や熊手新調も楽しみのひとつだが、なんといっても寒風吹きすさぶ屋台で身を寄せ合って飲む酒がまた格別なうえ、見知らぬ人のほろ酔い加減を眺めるのもオツなものなのである。
ただ"ほろ酔い"で済むうちはいいのだが…楽しいとつい飲み過ぎて、いろいろな失敗をしてしまう人も多いのではないだろうか。NewsCafeのアリナシコーナーでは「酔うと電話してくる人…アリかナシか」という調査が実施されたようだ。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…12.1%】
■身内だから慣れてます。
■会社の同期。夜中の1時でもかけてクル。車内で寝たくナイかららしい。
■電話ぐらいなら。「来い!」とか言われたら困るけど。
■酔うと電話魔になる人は寂しがり屋、天狗、お山の大将ぐらい。
■夏休み中にかかってきて2時間半話し相手させられた。
■しかも記憶がないらしい。
■前の会社の同僚がいつもそう。ウザかったけど。
■大体が私が仕事中で電話にも出ないしメールにも返信しないが。
■スミマセヌ…私デス。かけまくったりシマス。
■10数年前の私です。ごめんなさい。
【ナシ…87.9%】
■うっとおしい。
■大迷惑!
■出ません!!
■酔っぱらってたら何しても許されるわけではない!
■人様に迷惑をかけるまで飲むな!! 子供じゃないんだから。
■愚痴、悪口、不平、不満を一対一で聞かされたくない。
■もしそんな人に出会ったらシラフの時に迷惑だと教える。
■酔っ払いの話はくどい!!
■元々鳴らずの携帯だから酔って掛ける知人はひとりもいない。
■酔うと誰かと話したくなると…知らねーよ(怒)。
大方の予想どおり、結果は【ナシ派】約9割と圧倒的だ。「うざい」「迷惑」「酔っ払い嫌い」と、まさに非難囂々である。まず酔っ払いの話は要領を得ないうえ長く、下手をすれば繰り返す。そしてたいがい普段言いづらいことや、言わなくていいと溜め込んだことをぶちまける。さらに言えば深酔いする時間帯は多くの人が寝入っている時間であり、ともすれば酔っ払い本人は翌日には事を忘れている…。いいとこなし、ダメダメだ。筆者も遠い昔ながら経験があるため…この場を借りて重ねてお詫びしたい身なのである。
携帯電話の普及によって"電話魔"は確実に増えたものと思われるが、昨今では「事前に指定しておいた連絡先に対して一定期間(何時間から何日間まで)連絡できなくする」というアプリも開発されている。飲みに出かける前に、電話をかけたくなりそうな相手を遮断しておくことによって、恥かしい電話やメールを防ぐことができるのでお試しあれ。
[文・能井丸鴻]
楽しい人だからいいんだけど、墓参りの約束とかして、当日忘れてるのだけは困る。