ペットは家族 忌引休暇制度広がる

コメポ

ペットは家族の一員、広がるペットの忌引休暇制度

ペットのための忌引休暇制度を導入





ペットのための保険を手掛ける「アイペット損害保険」では、社員の飼うペットが死んでしまったときに、休暇を取得できる忌引休暇制度を7月から導入したそうです。

今のところ対象となるペットは犬か猫で、ペットが死んでしまったことや火葬したことを証明できるものを会社に提出することで、祖父母や兄弟が亡くなった時と同じ日数である、最大3日間を忌引休暇として取得できるそうです。





この制度が導入されるきっかけは、約300人いる社員の約3分の1がペットを飼っており、以前からペットの忌引休暇に対しての要望があがっていたからだそう。

今後は、社員の「対象のペットにウサギやハムスターも加えて欲しい」という要望により、対象ペットを広げる方向で検討しているそうです。





さらに、アイペット損害保険では忌引休暇だけでなく、ペットと同居する社員を対象に、1年につき2日間ペットと過ごすための休暇を取得できる制度も導入されました。

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社員はこの休暇を利用して、ペットと自宅でくつろいだり、平日にしか行けない場所へ行ったりしたい、と話しているそうで、犬好きからするととてもうらやましい会社ですね。





これらの制度は、ペットを飼う人が働きやすい環境を整えることを、ペット保険を扱う会社自らが率先して行うべきという考えの元、導入されました。



他にも導入されていた!会社でのペットのための制度とは



動物用医療品メーカー「共立製薬」



犬か猫を飼う社員に対し、毎月1000円の扶養手当の支給を行っています。

飼っている頭数は関係なく一律1000円で、受給希望者は、ペットの名前、種類、年齢などを会社に申請することで、受け取ることができます。





さらに、一生ペットと共に過ごしてほしいという願いから、社員の勤続表彰のような、5年、10年、15年の飼育年数に応じて表彰する制度の導入も検討されており、さらには表彰時の表彰金や特別休暇なども、併せて検討されているそうです。

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そして、新しくペットを家族として迎えいれた場合の、ペット購入手当も検討されており、ペット購入時に1万2000円を支給する仕組みを現在整えています。





ペットフードメーカー「日本ヒルズ・コルゲート」





日本ヒルズ・コルゲートでは、2005年から慶弔手当として、ペットを購入したときと死亡したときに、それぞれ1万円が支給されています。

特にペットが死んでしまったときは、社長名で香典が届き、忌引休暇も1日与えられます。

また、ペットを飼い始めたときには、1頭につき1万円が支給され、さらにドッグフードも贈られるそうです。





この制度を考案したのは、当時の社長で現在は一般社団法人「人とペットの幸せ創造協会」の会長である越村義雄さんです。

越村さんは、この制度を導入することでペットによってもたらされる好影響が、企業や社会にも必ずプラスの効果として働く、という考えによって考案されました。





また、ペットの忌引休暇取得は周りの社員の目も気になるとこですが、実際の社員の声として上司や同僚が気遣ってくれたことで、忌引休暇を引け目に感じず取得できた、と取得した社員の声も聞くそうです。

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まとめ





ペットは家族の一員であるという認識が広がり、その影響は会社の制度にも広がっています。





ペットを亡くした悲しみはとても深いものです。

仕事に集中できないこともあるでしょう。

ひと昔前であれば、ペットが亡くなったことは有給取得の理由にならない、と言われていました。

しかし、今ではペットの忌引休暇だけでなく、ペットと共に過ごすための休暇制度もできています。





この取り組みはペット関連業界が行っている取り組みですが、ぜひ一般企業でもペットの忌引休暇を取り入れて欲しいと思います。





ペットが死んでしまった日にいつもと変わらず仕事ができるでしょうか?

仕事のことだけを考えることができるでしょうか?





ペットを飼う社員にとって、働きやすい職場になるきっかけとして、ペットの忌引休暇が浸透してくれることを願います。

わんちゃんホンポ

ペット業界だけの広がりでしょ。一般会社では有給休暇で十分。これ以上調子に乗ったバ飼い主を増やすな。
わが社でもやらないかなぁって…パートは家族の葬儀でも忌引きないから無理だよね。
まずは家族からだよな。
だから有給使えって言われても使わないで貯めてる
ペットの忌引き制度って何か利点でもあるの?そんなの普通に有給取ればいいじゃん!もしくは仮病で休むとかさ。大人の世界は、とにかく何らかの連絡をすればいいという事。
この制度自体を頭ごなしに否定はしませんが、私が仮に経営者なら、パートの面接時に、「動物は何匹飼っておりますか、はあ、常に犬猫を10匹位ですか。それで持ってペット葬をやられると…。」

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「ああ、不採用かな…。」と、なるかもしれませんね。

私は冷たい人間かな。気分を害された方には、ごめんなさい。
業界柄、良いんではないですか?猫が家族の私には羨ましいですね。動物(ペット)に関する仕事上、こうした制度を導入し、結果、より、励みになり、仕事に良い影響が出ると思いますよ。動物を理解すること、大切に家族として向かい入れることなど。
ペット関連の業種だからこそ認められることでしょうが羨ましいですね。

昔飼っていたハムスターの晩年病気がちだったので「家族を病院に連れて行くので」と言って半休頂いていました。ごめんなさい。

現在は犬飼っていますが、子供と同じなので仕事辞めてしまいました…。

日本よりペットの地位がずっと高いドイツ(職場同伴も可。留守番させる方が虐待とみなされる)など諸外国ではどうなのでしょうね?
有給休暇や育児休暇さえ取りにくい会社が多いのに、ペットの忌引きなんて無理に決まってるだろ
この会社なら会社の特色上、有りなんでしょうね。その他の企業なら、全員が、何らかのペットを飼っていない上、理解はされないし、親とペットを同一にされる事に批判される事は想像できます。休む、という事は、それをフォローする人がおり、自分のつらさを関係のない人をも巻き込む状況にさせるのです。ペットは家族だからもわかりますが、それを当然の権利だと主張しだしたら、反発されますね。他人には、ペットはペットなのですから。
そら家族のような存在が死んだら悲しいし、落ち込むし、タイミングによっちゃ顔がむくんでいたりするし…休めるものなら1日くらい休みたい。
だけど、それで忌引はないんじゃないかな?
有給とるとかならまだしも…(号泣してすごい顔になったことがあるので…)
ペット保険の会社なら頷ける。
私も3年前15年一緒だった猫を亡くしてひどいペットロスになり、三日間泣き暮らして会社も休み、その後一週間の記憶が全くない。
体まで立ち上がれないダメージで心臓もむしられる程痛かった。
理解のない上司や回りに嫌気がさし、その会社は辞めた。ペットは家族だ。
15年間私を癒し幸せにしてくれた大切な息子だった。今夫が亡くなってもあれほど泣かないと思う。
ペットの可愛さを知らない人(人生の半分は損している)には動物にしか見えなくても飼い主にはかけがえのない大切な存在なのだ。
あれ以来理不尽な人間共が益々嫌いになり、反比例で益々猫好き度が増した。

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