
最近、話題になっている「ヌーハラ」という言葉。
「ヌーハラ」とは「ヌードルハラスメント」の略で、日本人が麺を「ズルズル」とすする音が外国人を不快にさせている ということです。
たしかに外国では、食事中に大きな音を立てることをマナー違反としている国も多く、実際に日本にいる外国人からは「すごくうるさい」「不快でイラっとする」との声が上がっているといいます。
しかし、これには世間から反論が殺到。
『とくダネ!』(フジテレビ系)では、MCの小倉智昭さんが怒りを露わにし、「日本の食文化を外国人にとやかく言われる筋合いはない!」「嫌なら蕎麦屋に入るな!」とヌーハラ問題を一刀両断したことも話題になりました。
一方で、マツコ・デラックスさんはこの問題について「大げさ」だとコメント。
「ヌーハラ」についての持論を展開し、共感の声が寄せられています。
●マツコ「大げさに騒ぎすぎ」“ヌーハラ問題”をピシャリ
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21日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、マツコさんは「ヌーハラ」問題について言及。
嫌がっている人の前では少し音を抑えるくらいはいいとしながらも、「特に日本人は気を使いすぎる国民性だから」「屈した方がいいところもあるけど、これはやる必要ないと思う」と、問題にする必要はないとの意見を述べました。
さらにマツコさんは、「この手のニュースが出てくるといつも思うんだけど、ちょっと大げさに騒ぎすぎ だと思う」とコメント。
「そりゃちょっとTwitterで『(麺を)すするのやだな』って書く人ぐらいいる」としながらも、「それにいちいち目くじらててて『日本文化の侵略』だなんて言う方がなんかちょっと恥ずかしい 」と指摘。
「ヌーハラ」問題に大げさな盛り上がりをみせる世間に、釘を刺しました。
●「ヌーハラ」の登場でますます生きづらい!? ネットの反応は?
『マツコの言う通り。たしかに、日本人でもすする音がうるさいっていう人もいるよ。人それぞれだからね』
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『理解できない文化があるのはお互い様。イヤなら麵屋に入らなければいい』
『日本の文化だし、外国人に何と言われても痛くもかゆくもない。郷に入れば郷に従えでしょ?』
ネットでは、マツコさんの指摘に賛成の声も。
麺をすすることは“日本の文化” だとする声も多く、「遠慮をする必要はない」との意見が目立ちました。
しかし一方で、こんな意見も上がっています。
『でも、明らかに人よりも数倍うるさくすすってる人もいるよね。それを思うと外国人の気持ちはわからなくもない』
『麺をすすると汁が飛ぶからイヤなんだよね。自分のすする音もうるさく感じるから、私はすすらないで食べてる』
『ヌーハラは麺をすすれない外国人の嫉みなのでは?』
『何でもハラスメスントってつけることの方が問題だと思う』
一部では、麺をすする音を「不快」だとする外国人に共感の声も。
また、麺類を「すすらないで食べる」という人も意外に多く、日本人でも音を気にする人は少なくない模様です。
さらに、モラハラ、スメハラ、スモハラ……と、世間に様々な“ハラスメント”を表す言葉 が出てきていることに対して、「生きづらい世の中」だと指摘する声もみられました。
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世間で大きく話題になっている「ヌーハラ」。
マツコさんは「大げさに騒ぎすぎ」とコメントしていますが、麺好きの人にとっては黙っていられない問題なのかもしれません。
「ヌーハラ」について、みなさんはどう思いますか?
(文/恋愛jp編集部)
恋愛.jp
ソバについて話す方がいるように、すする事で生じる良い効果もあるのだから、マイナス面ばかりクローズアップされるのは間違いだと思う。
音に対しての気遣いは必要だが、行為まで否定してはいけない。
不快に思っている人も一定の理解は持ってもらいたい。