「オモチャ貸さなくてもいい」に賛同続々

コメポ

お友達にオモチャを貸してあげる、順番に遊ぶ……そう、子供の頃に教わった、あるいは子供に教えている人も多いはず。



しかし今、「よその子から “オモチャを貸して” と言われても貸さなくてよし!」と子供に教える母親の意見に大きな反響がまき起こっているもよう。なぜ、“貸さなくてよし!” なのだろうか?



・公園で起こった出来事

話題となっているのは、アランヤ・コルベルクさんのFacebook投稿。彼女が息子カーソン君と公園に行ったとき、数人の子供たちが駆け寄ってきて、カーソン君が持っていたオモチャに手を伸ばし、貸せと強く要求してきたのだとか。



子供たちの勢いに圧倒されたカーソン君は、オモチャを貸すのを嫌がったそう。そんなカーソン君に対してコルベルクさんは「貸したくなければ、断ればいい」とアドバイス。



断られたことに文句を言ってきた子供には、「息子は貸したくないと言ったのだから、あなたたちに貸さなくてもよい。貸したいと思っているなら、自分から貸してくれる」と返したという。

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・大人ならこんなことは起こらない

周囲には、そのようなコルベルクさんの態度をいぶかしげに見つめる人もいたとのこと。それに対してコルベルクさんは、「大人なら、他人から何かを貸せと強要されることはないし、嫌がっても、こちらが悪いことにはならない。なのになぜ子供だと状況が違うのか」と問いかける。



そして「子供には “大人になっても通じること” を教えなければいけないはず」と次のように主張。



「他者と分け合うことを学ばずに成長した人はいる。でもそれよりも、断り方を知らない人や、他者との境界線の引き方を知らない人、自分の面倒を見ることが出来ない人の方がずっと多い。私も含めてね」



最後に「何かを貸すことで、誰かが嫌な気持ちになるなら、それは “分かち合いの行為” ではない。誰かに乞われるがまま、自分の持っている物を全て差し出すことが良い結果につながる訳ではない」と投稿を締めくくっているのだった。

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ちなみにカーソン君は、自分の友達と遊ぶためにオモチャを公園に持って来ていたので、他の子供にオモチャを取られたくなかったとも説明されていた。



・ネット上では「貸してあげる必要はない」「難しい」など大きな反響が

この投稿は、23万回以上シェアされて大きな話題に。Facebook上に寄せられているコメントの多くが、コルベルクさんに同意する内容だ。



「その通り!」



「大人でも、俺の物は俺の物。お前の物も俺の物って人いる」



「公共の物なら貸してあげるべきだけど、その子のオモチャなら話は別。貸してあげる必要はない」



「子供たちに “NO” と主張する選択肢もあることを教えないとね」



「 貸してあげることはとても親切な行為。だからといって、自分の物を貸してあげなくても悪い子という訳ではない。私もそう生徒に教えている」



「難しい。子供には “共有する心” を持ってほしい一方で、“自分を守る能力” も培ってほしい。成長具合によって、親切心と強さを同時に教える方法は違ってくる」

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なかには「じゃあ、あなたの子供は誰からもオモチャを借りないのね?」などという声も聞かれたが、コルベルクさんは、以下のように返答している。



「息子が誰かと遊びたいなら、まずは挨拶をする。オモチャをひったくったり、貸せと要求したりはしない。私は、その人の持ち物目当てで、誰かと仲良くすべきではないと教えている。友達になりたいから友達になるのであって、オモチャ目当てであってはいけない」



前述の意見にあったように、たしかに強さと優しさを同時に教えることは難しいもの。あなたなら、こんな状況にどう対処するだろうか?



参照元:indy100、22Words、Facebook(英語)

執筆:小千谷サチ

Photo:RocketNews24.

ロケットニュース24

知らない子にいきなり「貸して」と言う子供に育てた親が悪い。「一緒に遊ぼ」ならわかるけどね
貸すのは、一緒に遊ぶ友達だけって事でしょうか!?
友達の輪を広げるには、いつものお友達も大切だけど、普段は遊ばない子にも声を掛ければ、知らない間に公園に来てるみんなが、お友達って、素敵だと思うんだけど。
いつものお友達がいなくても、公園に行けば誰か遊び相手がいる。
犯罪の抑止力にも、なりませんかね!?
思い出してみれば私も子供たちに、嫌なら嫌で理由を話して断りなさいって言ってた。他の子とも仲良くできるのはいいことだけど、自分も遊びたくて遊んでるものを無理に貸す必要はないと思う。子供たちが幼稚園でそれをやったら、先生に貸さないとダメだと怒られたって言われたこともあったなぁ。他の子と一緒に遊んでいて、長時間独占していたわけでもなく、もう少し待ってと話したのに怒られたと。なんでも共有するのがいいことなのか。貸す側も借りる側も臨機応変にできるようにならないと、こういう場面ではうまくいかないと思う。ちなみにその後は、先生に怒られたくないから断らなくなった。うちの教育方針はムダになったのかも。
友達と遊ぶ為に、持っていたオモチャだから、これは、誰でも貸したくはない。

優先順位が、すでに、あるのだから、ルールを無視した、他の子供に、ちゃんと学ぶ機会を与えないと。

彼が、ただ、オモチャを持っていて、誰とも遊ぶ予定がなければ、貸してあげたかもしれない。

彼には、彼なりの予定があり、ちゃんとした行動計画を奪われそうになったのだから、正当な判断だね。しっかりとした子だと思います。
なんか大人が身構えちゃって
うちの子にちょっかい出さないでちょーだい!!
みたいにならないことを願うよ。
前にコメントされてた方もいたがうちらの時代はほぼ親はノータッチ。
貸してあげると言ったら持ち物全部持って行かれてそのまんま行方不明になった砂場道具とかあったなあ。
悔しい思いを教訓にして親しい人とさほど仲良くもない人の距離の取り方とか学んだよ。
防御も大切だが経験も大事。
今時は世の中が転ばぬさきの杖をすぐに用意したがるから難しいかもしれないがね。
よく読むとオモチャは自分の友達と遊ぶために持ってきたものでそれを他所の子供たちが貸してくれって来た訳でしょ。そんなの貸す必要は全くないと思いますよ。私物だしね。
最近の子育て論は、やたらと、これはこうでなければ駄目みたいなのが多い?
私が思うに、この場合もどちらでもいいんじゃない?
その時々で状況が違うのだから、臨機応変に対応できるのが一番。
状況にもよりますが、数人で寄られたらまぁ本人びっくりするでしょう。
状況によったは貸す貸さないではなくみんなで遊ぼうと促すのも母親の役目なのでは?
最近、個人主義的な子育てが多くなってません?
コミュニケーション不足ですよ。
何かを必要としてる相手に対し、自分がマイナスにならなければ貸してあげる。そういう親切心を親が教えないと自己中心な人間になりそう。
災害時に、避難所に持ち込んだ私物を、非常時だからと無理矢理に供出させられた人を思い出した。
公共の物と個人の所有物を混同してはいけない。

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