「電車ドア横」に関するトラブル

コメポ

気をつけたい「電車ドア横」に関するトラブル

満員の通勤電車で頻繁に起きるのが、“ドア横スペース”の争奪戦だ。電車の乗降ドアの横のスペースは、比較的動かずに立っていられる場所だが、その横に座る人にとっては迷惑この上ない場合が多々ある。

ドア横に立っている人、座席横の手すりに寄り掛かれば、遮るものがないため、それはそのままドア横に座っている人への迷惑行為になる。寄りかかればバーの内側へ体が張り出すため、立っている人の体が座っている人の顔の前に張り出したり、肩にバッグをかけていれば、そのバッグが座っている人を直撃したりすることもある。リュックを体の前で持たず背負ったままだと、寄りかからなくても張り出したり、ベルトや金具、かばんに付けているアクセサリーなどが座っている人の顔を直撃したりする。冬場はマフラーやポニーテールの先端もそういった対象になる。安易にバーに寄り掛かかってしまうと、この場所は乗客同士のトラブルを引き起こす確率が非常に高いゾーンなのだ。

----

 

トラブル解決のためには…

当然、鉄道会社もこの場所で起きうるトラブルを承知している。近年投入される新型車両では、ドア横のスペースと座席とのあいだに、バーではなくボードが設置されている車両もある。ドア横に立つ人と座っている人とをボードにより、完全に遮断してしまおうというアイデアからだが、このボードのサイズもデザインは中途半端であることも多い。

「鉄道会社や車両によって多少の違いはありますが、大体高さは普通のサイズの男性が着席した状態で、低いもので二の腕の真ん中あたり、高いものでも首くらいまでで顔は隠れません。奥行きは最も深いものでも座席の奥行きくらいで、大半は座席の奥行きよりも浅い。ボードの形も斜めに切ってあるものが大半で、東京メトロ日比谷線に投入されている13000系は角度はゆるく、多くは30~45度前後の角度になっています」(鉄道ライター)

----

確かにボードの形態はさまざま。私鉄とJRとでも違いが見られる。

「JR中央線快速や京浜東北線などに投入されているE233系や東横線の5000系、東京メトロ銀座線に投入されている1000系は、ボードの先に設置されている手すりとボードとのあいだが最大25センチくらいあります。この設計だと、ボードの上部からボードに寄りかかった人の体や荷物、マフラーや髪が座っている人をくすぐってしまうこともあります」(同・ライター)

譲り合えと言ったところで何の解決にもならない。ドア横に網棚までの高さがあり、深く座席に座った人のひざが隠れる程度の幅のボードを設置するというわけにはいかないのだろうか。

 

【画像】

(C)Phuong D. Nguyen / Shutterstock

まいじつ

空席がある場合は座りますが、ない時はドア横に行きますね!もたれる事が出来るので楽ですから、周りには気をつけてます。
はぁ。。。じゃーそこに座るな!!
座れてるだけラッキーなんだからドア横客のバッグが顔に当たってても我慢しろと? 電車が揺れる度に尖ったバッグの角が目に迫ってくる状態でも? 危険なんですけど!
ボード一枚でトラブル回避できるなら設置した方がいいでしょう。
混んだ車内でデカリュックを背負ったまま後ろの人を圧迫している人も未だにいますが、男性に多いですね。 なんで気が付かないのか不思議です。
ドア横ねぇ…確かに寄っかかれるから楽だよな。座ってる方も気になるんなら真ん中あたりにすればいいのにって思うけど。それにしても、みんな端っこが好きだよね。そこが空いたら、座ってる人でもササッと移動するもんな。見ていて面白いよ。
外れますが、以前の話、立っていても男性がアタッシュケースを勢いよく網棚に持ち上げて置いたりすると、あの固い角が、こっちの頭を直撃するんじゃないかってヒヤヒヤしたもんですよ。機敏によけないとホント怖い…当たってからじゃ遅いから。あんまり恐怖を与えないように願いますわ…

page top