1ケタ台転落危機 伝説の番組復活で

コメポ

レギュラーとしては、27年ぶりに復活した“伝説”のスポーツバラエティ番組『ビートたけしのスポーツ大将』(テレビ朝日系/レギュラー放送は日曜午後7時58分~)が12日午後6時57分からの2時間スペシャルでスタート。初回視聴率は激戦区の日曜ゴールデン帯にあって、12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率を獲得。今後、同時間帯の人気番組を食う可能性が出てきた。



 他局では、“王者”日テレの『ザ!鉄腕!DASH!!』が16.9%で、前週より2.4ポイントダウン。『世界の果てまでイッテQ!』は19.3%と高い数字をキープしたが、前週より1.9ポイント下げた。



 また、大詰めに突入したNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』第45話は、前週より0.7ポイントダウンの10.7%に沈んだ。これは、第31話(8月6日)の10.6%に次いで、自己ワースト2位の惨状。『直虎』は10~12%台に低迷しており、最終回が近付いてきても、まるで盛り上がっておらず、新たな敵『スポーツ大将』の出現で、1ケタ台転落の危機に瀕したといえそうだ。

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『スポーツ大将』は1985年4月から87年3月と、88年2月から90年2月まで放送され、陸上短距離の五輪金メダリストであるカール・ルイスを模した「カール君」などが人気を集めたが、惜しまれつつ番組は終了。



 その後、25年の月日を経て、2015年3月にナインティナインも参戦し、特番で復活。16年2月、今年2月にも、スペシャル番組として、日曜ゴールデン帯でオンエアされ、直近の2月26日放送分は、12.4%の高視聴率をマークしていた。



「2月の特番の視聴率がよかったとはいえ、正直多くのテレビ関係者は、『昔の名前で出ています』といった感がある『スポーツ大将』が、日曜ゴールデン帯の日テレの強力な裏番組を敵に回して、数字が取れるとは思っていなかったようで、初回は大健闘です。これが継続できれば、『イッテQ!』も安閑とはしていられなくなりそうです」(テレビ誌関係者)



『スポーツ大将』の前番組だったテレ朝の『人生で大事なことは○○から学んだ』は、不振のため、今年1月の放送開始から、わずか8カ月で終了。フジテレビ系『フルタチさん』も、1年足らずで打ち切られるなど、「日8」は日テレ以外の局にとっては、とても厳しい枠。



「2020東京五輪」を基軸とし、「さらなる“金メダルの卵”発掘へ」をコンセプトにした『スポーツ大将』が、常時2ケタ台を記録するようになれば、日テレや大河ドラマにとっても脅威となる。むろん低迷する、そのほかの局にとっては、さらに厳しい戦いとなりそうだ。





(文=田中七男)

サイゾー

今の番組自体大問題。
結局のところ今のテレビ視聴“量"はどんなもんなんですかね(苦笑)
つまり率の分母の方、視聴者数や視聴時間の方がどんどん減ってるのに、それをどれだけ喰ったかで争う
これをコップの中って言うんだよ
大河ドラマは創作だから歴史事実と違う、主人公をよく見せようと歴史的に有名な事にも関わったような脚本になっていて歴史的事実から外れすぎている。子供は誤解してしまうかもしれないと危惧する。
子供の頃、大河ドラマで歴史を学んだような私には違和感ある。
年を取った今は、脚色ドラマとしては大河ドラマは見ているけどね。
私はまんちよ君が秀吉みたいに徳川の中でどんどん出世していく過程が興味深いので面白く拝見していますよ。もはや直虎は主人公では無いね。タイトルを井伊 家再興記とかにしとけば良かったかもね。
別に他番組のせいで視聴率が下がった訳でなく、大河ドラマ自体の自滅ではないのか!?
私の場合、大河ドラマ好きで、どの大河ドラマも始めは見るが、歴史ドラマとして不自然や脚本が面白くないと感じれば見なくなる。今回の直虎も始めの1ヵ月で見なくなった。
多分そんな流れと思う。
来年の西郷どんも期待薄だけど
私も風雲たけし城の方を復活して欲しかった。あれ面白かったから。
今のたけしには何の期待も持てないから、視聴率の心配するならたけしの番組の方だろ。
受信料ふんだくってるんだから純粋に楽しんでいる人の為にもクオリティーの高い大河をヨロシク。
何か物足りない
何か楽しめ無い
何か飽きる
内容が悪いのでは無いのに主人公の選択ミスなのか
凄くもったいない感です
無理に直虎だけを主役にしなくても

前半は直虎、後半は直政を主役にすれば良かったんだよ

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