高齢者が狙われる「押し買い」

コメポ

高齢者が狙われる「押し買い」の実態

高齢者を狙う犯罪者たちの手口は、投資詐欺やオレオレ詐欺ばかりではない。これまで訪問販売で壺や印鑑、布団などの高級商品を悪質な手法で売り付ける『訪問販売(=押し売り)』が一般的だったが、最近では逆に無理やり物品を買い取られる『訪問購入(=押し買い)』のトラブルが増えている。

「押し買いの一般的なやり方は、『切手1枚でもいいから不用品ありませんか?』と、まず電話で接触を試みます。『ある』と答えると営業担当者が訪問して来るのですが、開口一番『貴金属はないか』と言うのです。そして家の人が持ち出してきた貴金属を強引に買い取ってしまうのです。家に突然訪問して来るケースもあります。こうした『押し買い』の相談件数は昨年度で約8000件あり、そのうち60歳以上の高齢者からの相談が6割強の5000件を超えていました。女性からの相談が目立っています」(国民生活センター・相談情報部)

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なかには、まるで“ひったくり”のようなケースもあったという。

 

押し買いへの対処法は?

「相談者のなかには、しつこいのでネックレスとブレスレットを探し出し、売ろうかどうか迷っていたところ、その隙に訪問に来た営業担当者が、1000円札を置いてあっという間に去ってしまったという事例もありました。このケースなどは窃盗の疑いがあります」(同)

問題なのは、犯罪を起こした事業者の特定が難しいという点だ。法曹関係者は、突然訪問された場合、次のような対処を心がけるべきだという。法を次のように伝授する。

「1.家に入れない。2.ブツを見せない。3.物に触れさせない。この3つの点に注意することです。電話があったら『売る物はありません』と言えばいいのですが、最近は、家を処分するとか、断捨離(だんしゃり)で家にある物を処分しお金に替えたいと思う高齢者が多くいます。そこに付け込んでいるのです。ですから、向こうからやってくる業者は『押し買い』と胸に刻んでおいてください」

不審に思ったら電話番号『188』の消費者ホットラインに電話することだ。

 

【関連】

freeangle / PIXTA(ピクスタ)

まいじつ

数年前の平日、玄関で母が何でも買い取るというセールスマンとすったもんだしている時、丸刈り頭の自分が甚平を着て二階から下に降りて行ったら、セールスマンはそそくさと退散して行った。
多分老人世帯だと思ったのだろう。老人世帯は何かとリスクが高いと感じた。
所有する貴金属には 高めの値札付けときましょう!
悪徳セールスや訪問販売する輩は絶対に相手にしないこった!もしそういう輩が来たら「ウチは売る物一切ありませんから!」とか「ウチは必要無いですから!」とか言ってキッパリ断るべき!けど一番はインターホン鳴っても出ずに居留守を使うのが無難です!
ウチは母子家庭で貴金属まで予算がまわらないし、家にも電話が引けないから変な電話を取ることもない。
アパートはワンルームで男性の独り暮らしが主なんだけど、ウチだけ端っこの集会所みたいな造りだからセールスも来ない(笑)
転売目的の底辺人間だな、こういう犯罪行為は裁判抜きで厳罰実刑を下すべし
北海道未開宅地やゴムヒモ買ってけろ?の、昭和押し売り頃が一番平和な日本だったかも知れない!
貴金属は有るけど売れる物は無い!って断る。
おそらく、二度と着ることのない、祖母の代からの着物とか、ただでも持っていっていただけるなら、ありがたいんだけど、
それらの品物から、家庭環境や懐具合を推測され、強盗に押し入られたり、犯罪に巻き込まれそうなのが怖い…
ちょっと違うけど、痴呆が入ってきた叔母の、介護手続きに立ち会ったんだけど、職員の方が、資産や、現金の置き場などを、それとなく何度も聞いていて、少し嫌な気持ちがした。
今の時代に訪問販売やセールスを認めて居るから被害者が出る。昔から訪問販売やセールスで騙しや詐欺などの犯罪は鉄板と言って良い手口だ。真面目にやって居る人が多いが私から言わせれば皆さん多少なりと言葉巧みに上手いこと言って買わせたり契約させるんだから一緒だと思う。私は訪問販売やセールスが大嫌いなので直ぐに帰れと言う、しつこい奴は警察を呼ぶ。訪問販売やセールスは必要ないと私は思う。
組織的に合法的に制度として老人を殺していくよりは余程まし。なぜなら、犯人は法によって裁かれるからである。

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