タトゥーOKな日帰り温泉はここだ

コメポ

兵庫県・神戸市の『有馬温泉』といえば、道後温泉(愛媛)や白浜温泉(和歌山)と並ぶ日本三古泉として有名だ。さらに、草津温泉(群馬)と下呂温泉(岐阜)のトリオで「日本三名泉」にも名を連ねてている、ある意味では2階級制覇の大名湯!



そんな有馬温泉で “タトゥーOKな日帰り温泉” といえば、『金の湯』がタトゥー者たちの間では密かに有名である。



・2年ぶり2回目

実は私、2年前にも金の湯に行ったことがあるのだが、当連載『タトゥー温泉』では「電話確認もしくは店頭でのタトゥー可否確認」を絶対のルールと定めているため、あらためて電話でタトゥーOKかどうかを確認してみた。すると……



「あ、そのへん、わたくしどもは大丈夫ですよ! おまちしております!!」



と嬉しいアンサー\(^O^)/ 2年ぶり2回目の金の湯に、行ってみた!



・手ぶらで行っても大丈夫

外観は実にゴージャス。まさしく「金の湯!」といったゴールド感が温泉気分を盛り上げる。

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しかしながら料金はお手頃で、大人1人650円だ。フェイスタオルは200円、バスタオルも500円で販売しているので、手ぶらで行っても大丈夫だぞ。



1階は受付ならびに憩いの間。階段をテクテク上がって2階がお風呂。男湯の “のれん” をくぐると、ドーンと清潔&広い脱衣所が。ササっと全裸になって浴室に向かうと……



そうそう、これこれ。お湯の色は金というか、「あずき色」に近いかもしれないが、この濁ったお湯こそが由緒正しき有馬の名湯『金泉』である。泉質は「含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉」とのことで、ペロリと舐めると確かにしょっぱい。



そして効能は、神経痛や筋肉痛、関節痛に五十肩、うちみ、くじき、冷え性に疲労回復などなど……と、まさしく “湯治” といった感じだ。ちなみに豊臣秀吉も、たびたび湯治のために有馬に足を運んで、千利休らとともに盛大なお茶会を開いたという。



それ以降も、歴史上の有名人は続々と有馬の温泉を楽しんだ。明治時代なら福沢諭吉や伊藤博文、昭和時代なら “中国革命の父” こと孫文や蔣介石、日本文化を愛したモナコ王妃(グレース・ケリー)なども、ここ金の湯に入浴したのだとか。

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ちなみに現在の金の湯は、タトゥーOKなこともあるためか、多くの外国人観光客にも愛されている。よくよく公式サイトを見てみたら、英語、ハングル、簡体字に繁体字……と、受け入れ体制は万全だ。なんという懐の深さ! もしもタトゥーありの外国人の友達が有馬温泉に行くことがあったら教えてあげよう。「金の湯はOKだよ」と。



・今回ご紹介した施設の詳細データ

店名 有馬本温泉「金の湯」

住所 神戸市北区有馬町833

時間 午前8時~午後10時(最終入館は午後9時30分まで)

休日 第2火曜日・第4火曜日(祝日営業、翌日休)及び1月1日



Report:GO羽鳥

イラスト:マミヤ狂四郎

Photo:RocketNews24.

ロケットニュース24

まあ、個人営業だからどのような方針でも構わないが、逆に刺青OKを大きく表示しないと一般客に不快感を与えることになりますね。
温泉が好きで行きますが大半の温泉は見て見ぬふりですね。刺青、飲酒の方お断りの看板があっても全身刺青の方々が堂々と入場してきます。
あちらも暴れるつもりはないでしょうけど一般人からすればやはり怖いです。従業員が注意出来ないのも無理はないかな?

有馬温泉(刺青の宿)で 売り出したらいい!!
一般客は近寄りません。 営業不振に陥るでしょう。
全身入れ墨もOKか?耳なし芳一も入浴可能だな。

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