おしゃれイズム「軽率LGBTネタ」に非難の声

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おしゃれイズム「軽率LGBTネタ」に非難の声

俳優の千葉雄大が1月21日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)にゲスト出演した。その際の司会者とのやりとりについて、一部から批判が寄せられている。

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千葉は仲のいい後輩が多く、一緒に酒を飲みに行くことが好きだという。飲酒するとどうなるか聞かれたところ、「肉体的な距離が近くなる。後ろから抱きつく」と答え、会場の女性からは悲鳴が上がった。

この言動に対し、番組MCの上田晋也は、「千葉くん、前からおれ疑いがあったんだけど、(顔の横で手のひらを返したポーズをしながら)こっちだよね?」と問いかけた。この上田の、男性に好意を持つことがあり得ないかのように笑いのネタとして利用したことについて、ツイッターでは一部から批判や懸念の投稿があった。

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《上田さんが千葉雄大とか瀬戸康史にも言ってたかな、君ってそっち系なの?ってオネエのポーズしたりするけど、台本にあるのかもしれないけど時代と逆行してるよね。LGBTを笑いにするのはいかがなものかと……》



《もし本当にこっちだったら、それは嘘をつかせる事や、アウティングを強要してるようでなんだか観ていて辛い気持ちになった》(アウティング=本人の意思ではなく性的志向を暴露されること)

また一方で、千葉は上田の問いかけに“神対応”を見せた。「うーん、まだでも持ち帰られたことは無いんですよ」と答え、完全に否定して話を進める手法を取らなかった。これには視聴者からも称賛する投稿があった。

 

テレビ局の姿勢は変わらず?

数カ月前には『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)では、石橋貴明の扮する往年の人気キャラクターが、男性同性愛者の差別につながると問題にされた。

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また、日本テレビは昨年末、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』の1シーンが、黒人差別ではないかとして問題となったばかりだ。

収録番組であるにもにもかかわらず、こういった問題視される可能性のあるやりとりをそのまま放送するということについて、批判的な意見が出ることは予想できなかったのだろうか。

テレビ局の姿勢が問われるかもしれない。

 

まいじつ

批判的な世論を煽るのはいつもマスコミ。スポンサーや有力者、有力事務所には忖度するくせに正論を偉そうに振りかざすペンの暴力を見直せ。

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