もう生で見るチャンスはゼロに等しい

コメポ

 2020年12月31日の活動休止に向けて、すでにカウントダウンが始まりつつある嵐。特にコンサートのチケット争奪戦は熾烈を極めている。



「嵐のコンサートは、もともとファンクラブ会員でも全然チケットが取れないことでおなじみだったのに、活動休止を発表したことで、どうにか1回くらいはライブに行ってみたい、というファンが新たに参戦。これから2年間でさらにファンクラブ会員も増えていくだろうし、チケット争奪戦はどんどん激化していくでしょう」(エンタメライター)



 14年にハワイで開催された15周年記念コンサートでは日本国内の映画館でのライブビューイングが行われたが、それ以外のコンサートでは開催されていない。



「チケットの入手が困難ということで、今後のツアーでライブビューイングを解禁する可能性が高いとみられています。もしそうなったら、日本全国の映画館が嵐ファンで埋め尽くされるでしょう」(同)



 メンバーたちは活動休止までの2年間で、できるだけ多くのコンサートを開催し、ファンに生の姿を見せたいところだろうが、それも難しそうだという。



「20年の東京オリンピックにも何らかの形で関わることが予想され、そこにスケジュールを取られてしまいそうなんです。櫻井翔が日本テレビの五輪中継キャスターを務めるのではないかといわれていて、そうなったら、コンサートツアーに日程を割くことが難しくなる。コンサートで直接ファンサービスができないというのは、本人たちも悩みどころだと思います」(テレビ局関係者)



 そして、気になるのが、活動休止前最後のコンサートがどうなるのか、ということだ。



「2020年いっぱいで活動休止するため、『NHK紅白歌合戦』が最後の活動となる可能性が高そうです。おそらく大野智が白組の司会を務めるのではないかと予想されています。最後のコンサートは、それより前に行うこととなるでしょう」(同)



 しかし、ファンの間では、最後の活動の場所はテレビではなくコンサートであってほしいという声も多いはずだ。



「ファンの目の前で有終の美を飾るというのが、音楽グループのあるべき姿なのは確かです。ただ、嵐の場合は、あまりにもファンが多すぎて、最後がコンサートになってしまうと、過剰なまでのチケット争奪戦やコンサート会場近隣の大混乱などが予想され、ちょっと危険なんですよね。嵐ファンが押し寄せて、収拾がつかなくなって、コンサートが中止になったりすれば、嵐の歴史に傷がついてしまう。そんなことは誰も望んでいないわけで、危険な状況を回避する意味でも、紅白がラストというのは、賢明な判断といえるかもしれません。紅白であれば、日本全国の嵐ファンが、お茶の間で最後の姿を目に焼き付けることができますからね」(同)



 活動休止まで2年もあるが、ファンが嵐のコンサートに行けるチャンスは本当にわずかだというのが現実。チケット争奪戦はまだまだ過熱しそうだ。

サイゾー

休止発表後にファンクラブに入会するようなやつらにはチケット回さなくてよい。

古くからファンクラブにいるのに当たってない人にこそみるチャンスをあげてほしいね。

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