みんなが間違える日本語の読み

コメポ

「大舞台」だいぶたいで合ってる?みんなが間違える日本語の読み

読み間違いしやすい漢字を集めたコラムは世の中たくさんありますが、何回も見てしまうのは、うろ覚え、覚え切れていないからかと思います。国語教師としては、そのあたりの工夫を凝らしてみたいもの。今日は、例文をドラマ仕立てにしてみました。熟語が使われているシーンを想像しながら、そしてもちろん読み間違いやすい熟語に注意しながら読んでみてください。1・会釈読み間違いの例かいしゃく正しい読みえしゃく意味にこやかにうなづくこと。軽く首を垂れて一礼すること。あいさつ。例お酒で醜態をさらした合コンで出会った意中の男性に、まさかの社食で出会い、動揺したが、なんとか会釈(えしゃく)くらいはした。説明仏教用語の「和会通釈」がもとで、儀礼に適った態度を取るという意味に転じ、江戸時代からお辞儀の意味になりました。ちなみに、お辞儀とは角度が違います。お辞儀が30度ぐらいで、会釈は15度くらいです。2・大舞台読み間違いの例だいぶたい正しい読みおおぶたい意味人の注目を集め自分の力を発揮する場所や機会。晴れ舞台。例午後は社内コンペの日。一世一代(いっせいちだい)の大舞台(おおぶたい)なのに、最前列に例の彼が!説明「だいぶたい」では「大部隊」となってしまうので注意。3・各々読み間違いの例かくかく正しい読みおのおの意味みなさん。めいめい。それぞれ。例プレゼン後、茶話会形式でフリートークタイム。各々(おのおの)楽しんでいる様子でした。説明意味は「各自」ですが、読みは「おのおの」となります。4・角地読み間違いの例かくち正しい読みかどち意味二つの道路の交わるかどに面した土地。例我が社は大通りの角地(かどち)にあり、角部屋のこの会議室には、二方向から日が差します。説明「角」は「かく」とも「かど」とも読みます。「角地」の場合は意味の上から「かどち」と読みます。5・苦汁読み間違いの例にがじる正しい読みくじゅう意味にがい汁。転じて、苦しみまたはにがい経験。例なんとかプレゼンは上手くいった。しかし、お酒の罪は深い。この苦汁(くじゅう)をなめるような経験が、今後プラスになるといいけど。説明「くじゅう」には「苦渋」という漢字もあります。こちらは物事がうまく進まず、苦しみ悩むことで、「苦渋を味わう」「苦渋に満ちた人生」のような場合に使います。「なめる」場合は「苦汁」です。6・御用達読み間違いの例ごようたつ正しい読みごようたし意味御用商人のこと。認可を得て、宮中または官庁の用品を納める事を業とする商人。例今日の茶話会のお茶菓子は、皇室御用達(ごようたし)の金平糖。洒落てる!説明「用足し」と書かれることもありますが、「足す」というより、「達し」の意味です。「達し」は官庁から一般人民への通知などの意味。このことから、宮内庁の場合は「達し」を使います。7・成就読み間違いの例せいじゅ正しい読みじょうじゅ意味できあがること。なしとげること。成功。達成。例この金平糖、恋愛成就(じょうじゅ)で有名な神社にも奉納されたとのこと。説明「成」を「じょう」と読む代表例が「成就」です。入試問題でも出題されます。8・出納読み間違いの例しゅつのう正しい読みすいとう意味金銭または物品の収入と支出。例横目で見る例の彼は「ぼくなんて、ただの出納(すいとう)係ですよ」と笑っているが、経理ではかなりデキるらしい。説明これも、漢字が簡単なのに、読みが難しい例として、中学入試の問題に出されることが多いです。9・精励読み間違いの例しょうれい正しい読みせいれい意味つとめはげむこと。力を尽くしてつとめること。例経理の女子に聞いたら、彼はまさに「仕事に精励(しょうれい)するタイプ」とのこと。将来も輝かしいに違いない。逃がした魚は大きい。説明「励」は「れい」だと分かるのですが「精励」となった時に「しょうれい」としてしまう人が多いようです。「励」のつく「しょうれい」は「奨励」ですね。10・幅員読み間違いの例はばいん正しい読みふくいん意味船や道・橋などの横の長さ。はば。例お酒の失態もあるし、私の恋は「幅員(ふくいん)減少」気味ですね(笑)説明「幅員減少」は、読めない道路標識として、ちょっと有名ですよね。道幅が狭くなっている図が描いてあることが多く、それが頼りです(笑) 「道幅減少」ではいけないかしら?と私は感じます。子どもたちに漢字を教える際にも、実際に使う場面を大切にしています。熟語単体で覚えようとすると、覚えられないものです。知らない熟語、間違えて覚えていた熟語、読み間違えている熟語に出会ったら、自分に身近なシーンを例文に使ってみると良いと思いますよ。

OTONA SALONE

韓国、国ではなく反日の人達が朝鮮戦争後、避難民として逃げた人達のベースキャンプ場です。
大地震…だいじしん!?おおじしん!? テレビでは、昔は だいじしん て言っていたけど、最近は おおじしん!?
正しい日本語を使えない人に、日本語の正しい読み方の記事を書く神経を疑う。
今更ムダな事、大勢が使えばそっちが正しいになる、今までにもそんな事を数多く有った、大勢の人に通じる方が正しい読み方になるんです。
だーかーらー!

改行しろ!!
ぞもそも、やっばしではなく
やっぱり。
本当にイライラする。
よかった…ほとんど読める漢字でした。
一世一代は晴れ舞台だし、大舞台は「だいぶたい」、「おおぶたい」は放送局用語。
それより 毎回 読みにくい、せっかく良い…内容が 台無しです!
旧中山道を歩くには、いちにちぢゅうやまみちを覚悟しないといけないらしい…。

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