
元カノと自分。
なんだか微妙な位置関係ですよね。
普段はあまり気にしないことが多いですが、彼と付き合い始めたところなら、「元カノが今カノだった時期」は最近かと思います。
かなり気になる存在でしょう。
よく聞くのが、「彼が元カノと会う」という話。
昔の彼女にわざわざ会いに行くなんて、どういう神経をしているのか不思議です。
でもこれは、わざわざ……というわけでもないんだとか。
そこで今回は、「男性が元カノに会う本当の理由」についてご紹介します。
会うことになる「きっかけ」は?
「その状況は、99%元カノのほうから連絡があったときです。勝手なことに、向こうが振っておきながら連絡してきて『会いたい』なんて言う。
すっかり忘れているんですよ、すごい勢いで振ったこと。忘れたフリなのか知りませんが……」
……と、Aさん(26歳男性)のお話。
だいたいはLINEをしてるうちに盛り上がって、どちらからともなく「会おう」ということになるようです。
「そうでなければこちらから会おうなんて言いません」とのこと。しかもその元カノには現在進行形の彼がいたりするケースもあります。
元カノの気持ちとしては、なにかが起きて、「私を深く知っている人に話を聞いてほしい」という感じなのでしょうね。
なぜ無視できないのか?
「そんなんじゃ、なおさら会う必要ない」と今カノたちは必ず怒りますが、元カノのなんだか思わせぶりな態度に、男性はついその気になってしまうようです。
「相談したいことがあるとか言われて……。男は相談に弱い。頼られるとうれしいんですね。でも会ってどうこうしようとかは思いません」。
昔に好きだった人が困っていることを無視できない「優しさ」から、会ってしまうようです。
男性たちは元カノの存在をそっと心のどこかにしまっています。
だからこそ、元カノからの連絡や相談については、「やっぱり無視したりできないんですよ。
そういう微妙な気持ちなんです」と言います。
元カノを雑に扱わない本当の理由
筆者も以前、彼から「元カノというのはいつまでも心にいる」と聞かされたことがあります。
「だから、何かあったら助けてあげたい。たぶん何もないだろうけどそういう心づもりでいる。だからもしそういうことがあったら、変に勘ぐらず許してほしい」と。
私も若かったので「は?」と耳を疑いました。
しかし今となってはその気持ちが少しわかります。
「いつまでも自分が美しい存在でいたいんだな」ということを。
男性にとって、「手助けを断る=イヤな人間に思われる=今までの恋を否定する」ということになるからです。
今までの恋の評価なんてどうでもいいじゃんと思いますが、プライドの高い男性や完ぺき主義の男性は、昔の自分の評価が下がるのがイヤなのでしょう。
必要以上に警戒しないのがコツ
元カノという存在は面倒で歓迎されないですが、彼の相手としてその存在はありつづけます。
ですから、それを知ったうえで平気で「会おうよ」と言ったり連絡してくる元カノではないことを祈りたいですね。
そして、必要以上に元カノを警戒したりするのはやめておきましょう。
そこでトラブルになってもしかたないですものね。
(たえなかすず/ライター)
愛カツ編集部