旺文社は2024年3月21日、「2024年度英検リニューアル情報」サイトを公開したと発表した。2024年度より変更される実用英語技能検定（英検）の詳細について、表やテキストでわかりやすく解説しており、英検公式サンプル問題や旺文社オリジナル予想問題も掲載している。



　実用英語技能検定（英検）は、2024年度の第1回検定より試験がリニューアルされる。新試験では、1級、準1級、2級、準2級、3級の英作文問題（Writing）が1題から2題に増加。既存の「意見論述」の出題に加え、1級、準1級、2級は「要約」問題、準2級、3級は「Eメール」問題が出題される。試験時間は準2級が75分から80分に、3級は50分から65分に延長される。また、準1級の2次試験（Speaking）では、受験者自身の意見を問う質問に話題導入文が追加される。



　旺文社の「2024年度英検リニューアル情報」サイトでは、日本英語検定協会からの公式リリースをもとに、問題数や試験時間など変更点を表とテキストでわかりやすく解説。新ライティング問題の英検公式サンプル問題（解答例・訳・解説付き）と、旺文社オリジナル予想問題（解答例・訳・解説付き）も掲載している。



　「2024年度版 英検過去6回全問題集」シリーズの1級から3級は2024年度からの試験リニューアルに対応し、新ライティング問題の対策ができる。また、「英検 でる順パス単 5訂版」などの単語学習のためのシリーズは、試験リニューアルの影響なく引き続き利用できるとしている。　

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