上白石萌音&SixTONES京本大我、ドラマ初共演

コメポ

上白石萌音&SixTONES京本大我、ドラマ初共演で凸凹バディ結成 宮部みゆき傑作小説を初実写化<霊験お初~震える岩~>

【モデルプレス=2024/03/26】女優の上白石萌音が主演を務め、SixTONESの京本大我が出演するテレビ朝日ドラマプレミアム「霊験お初~震える岩~」が5月4日よる9時より放送されることが決定。宮部みゆき氏の傑作小説「新装版 震える岩 霊験お初捕物控」(講談社文庫)を初めて実写化する。



【写真】SixTONES京本大我、胸キュンシーンでファンサ習得「投げチューできるようになるかも」



◆宮部みゆき氏の“時代劇×ホラー”傑作小説、上白石萌音主演で初映像化



現代ミステリーから時代小説、ホラー、SF、冒険ファンタジーまで幅広いジャンルで才筆を揮い、新作は常にベストセラーとなる“現代の語り部”宮部氏。そんな稀代の作家が、時代小説とホラーを融合させて描き上げた意欲作を“テレビ朝日×東映”のタッグで初映像化。70年以上に渡って培われてきた京都撮影所の時代劇スタッフの技術と最新VFXを組み合わせ、大型ドラマスペシャルを作りだす。



不思議な力=“霊験”を宿したヒロインの町娘を、上白石が熱演。その相棒となる、“草食系”の与力見習いを京本が務め、ドラマ初共演の2人が凸凹バディを結成する。



物語の舞台は江戸時代後期の享和2(1802)年、第11代将軍徳川家斉の治世。主人公・お初は、日本橋通町の一膳飯屋の看板娘。まわりを自然と笑顔にする、明るく活発な性格だが、ある出来事をきっかけに“ふつうの人間には見えないものが見え、聞こえないものが聞こえる不思議な力=霊験”に目覚める。



そんなお初の力を見込んだのが、南町奉行・根岸肥前守鎮衛。彼は世間でささやかれる不可思議な奇談を収集し、「耳袋」と名づけた書物にまとめたことで歴史に名を残した、実在の南町奉行だ。“江戸のXファイル”ともいうべき「耳袋」の素材集めにあたって、肥前守はお初に協力を依頼、サポート役として与力見習いの古沢右京之介を引き合わせる。



お初と右京之介が挑むのは、一度死んだ男がよみがえったという奇怪な事件。巷では死者に憑りつかれた=“死人憑き”と騒がれていたが、やがて“死人憑き”の犯行と思われる、連続殺人事件が発生。そして、さらなる謎がお初たちの前に。なんと約100年前、「忠臣蔵」の物語の発端を作った赤穂藩主・浅野内匠頭が切腹した庭に置かれた岩が、夜ごと鳴動しているというのだ。これらの謎は絡まり合い、次第に大きなうねりとなって「忠臣蔵」の奥底に秘められていた悲しくも切ない夫婦の物語へとつながっていくことに。はたして、お初と右京之介がたどり着いた、知られざる「忠臣蔵」の真実とは?



◆上白石萌音&京本大我、ドラマ初共演



霊験に目覚めて以来、この世のものではない者たちの怨念や執着を否応なしに感じ取ってしまうようになった、お初。「なぜ私はふつうではないのか…」と自身の力に戸惑いながらも、“悪意がもたらす悲しみの連鎖を断ち切ることができるのは自分しかいない”と、“人にはない力を持った者”の務めに気づき、力強く立ち向かっていく。



そんな彼女の成長を凛としたたたずまいで演じるのが、上白石。ドラマ、映画、舞台と縦横無尽に活躍し、昨年「舞台 千と千尋の神隠し」「ダディ・ロング・レッグズ ~足ながおじさんより~」で読売演劇大賞の最優秀女優賞を史上最年少で受賞。現在公開中の映画「夜明けのすべて」(松村北斗とW主演)でも繊細で自然な演技が高く評価されている彼女が、葛藤を乗りこえて前を向くお初の姿をさわやかに表現する。



一方、お初とバディを組む与力見習いの右京之介は一見、頼りない草食系男子だが、実は鋭い洞察力で事件の本質を見抜いていく切れ者。ミュージカルでのキャリアはいわずもがな、主演ドラマ「束の間の一花」(2022年、日本テレビ)や「ハマる男に蹴りたい女」(2023年、テレビ朝日)など映像作品でも存在感を発揮している京本が、本作では繊細な演技で右京之介という存在を立体化していく。



◆上白石萌音&京本大我、名コンビ誕生をアピール



読書家として知られる上白石は「宮部みゆきさんといえば私の中では時代小説の印象が強く、その世界の中に入ることができるのをとてもうれしく思いました」と撮影を楽しみにしていたようで、「ドラマではお初が不思議な力に目覚めるところから描かれるので、怖がったり戸惑ったりする等身大の気持ちに共感していただけたらと思いながら演じました。その一方で、江戸っ子ならではの肝っ玉の据わったところもあって、演じていて楽しい役でした」とお初の境遇に心を寄せながら演じたことを明かした。



京本とのドラマ共演は初めてだったが、「京本さんは常にフラットで実直な方なので、私自身も無理せずにいられて、現場の居心地がすごくいいです。右京之介という役にこれ以上ないと思うぐらいハマっていて、だからこそ私も自然とお初になることができたと感謝しています」と全幅の信頼を語った。



そして京本は、「僕の名字の“京”という字が名前に入っているので、“縁”を感じました」と、右京之介という役柄への愛着を告白。「ドジというかシャイで天然要素もあり、ちょっと頼りないところもあるので序盤まではダメダメな右京之介ばかりが出てきます。でも、実はすごくギャップを秘めている役どころで、後半になるにつれて、そのギャップが浮かび上がってくるんですよ」と人物の奥行きを大切に役柄に向き合ったことを打ち明けた。



2人はまた、「お初と右京之介は、身分を超えて対等に協力し合いながら謎に向かっていく面白いバディ。足りない部分を補い合ったり、得意分野でお互いを助け合ったりする感じが演じていて気持ちが上がります」(上白石)、「見てくださる方々にもかわいらしい、癒される2人だなって見てもらえたらいいな。ホームズとワトソンみたいなバディ感があると思います」(京本)と、互いによきバディっぷりをアピールしていた。



◆原作・宮部みゆき氏、上白石萌音を絶賛「時代劇でも可愛い」



また、今回のドラマ化にあたって、原作者の宮部氏からもコメントが到着。「駆け出しのころ、手探りで一生懸命に書きあげた懐かしい作品が、年月を経て、上白石萌音さんと京本大我さんという、今もっとも新鮮なパワーをお持ちの役者さんに演じていただくことで映像化されました。萌音さん、時代劇でも可愛い!」と、2人に向けて大きな期待を語り、「お江戸の不思議ミステリーを、たくさんの視聴者の皆様に楽しんでいただけますよう願っております」とメッセージを寄せている。



スマホもパソコンもない江戸時代、自らの第六感だけを頼りに人知を超えた災いに立ち向かうお初。そして、頼りないながらも彼女をサポートする右京之介。お初と右京之介はどんな結末にたどり着くのか。ほかのキャスト情報も今後発表される。(modelpress編集部)



◆主な登場人物



・お初(おはつ)…上白石萌音



日本橋通町で人気の一膳飯屋“姉妹屋”の看板娘。岡っ引きの兄・六蔵、その妻・およしと暮らしているが、実は赤ん坊のとき橋のたもとに捨てられていたのを六蔵の両親が引き取って育てた経緯があり、兄と血のつながりはない。ある日、火事に巻き込まれたのをきっかけに、普通の人間には見えないものが見え、聞こえない声が聞こえる不思議な力が宿った。その力を市井の奇譚を集めている南町奉行・根岸肥前守鎮衛に見込まれ、与力見習いの古沢右京之介とともに奇怪な事件を調べはじめる。右京之介の頼りなさに焦らされてばかりなのに、なぜか彼のことが気になって…。



・古沢右京之介(ふるさわ・うきょうのすけ)…京本大我



与力見習い。「奉行所を出て世間のことに詳しくなれ」という根岸肥前守鎮衛の計らいで、お初とコンビを組まされる。優柔不断で弱々しいところがあり、一見、頼りない草食系男子。お初にツッコまれてばかりだが、実はすこぶる頭が切れ、度々、鋭い洞察力を発揮。そして、いざというときの判断と勇気が、お初の窮地を救うことも。父は“赤鬼”とよばれるほど強面の吟味方与力・古沢武左衛門。実は、この親子には深刻な溝があって…。



◆上白石萌音コメント



― オファーを受けたときのお気持ちを教えてください。



宮部みゆきさんといえば私の中では時代小説の印象が強く、その世界の中に入ることができるのをとてもうれしく思いました。そして、私は東映の京都撮影所が大好きなので、また、スタッフのみなさんと一緒に新しい時代劇を作ることができるんだ、とワクワクしました。



― ご自身の役柄“お初”はどんな女性ですか?



お初は人には見えないものが見えたり聞こえないものが聞こえたりする力を持っています。原作と違って、ドラマではその力に目覚めるところから描かれるので、怖がったり戸惑ったりする等身大の気持ちに共感していただけたらと思いながら演じました。その一方で、お初には江戸っ子ならではの肝っ玉の据わったところもあって、演じていて楽しい役でしたね。



― 不思議な力を持つお初は霊を見たり死者の声を聞いたりしますが、演じていかがでしたか?



現場にはメイクさんや衣装さんの職人技でゾンビや死霊など尋常じゃないものがたくさん出現し、しかも照明の当て方もとても恐ろしくて…演じていて、本当に怖かったです(笑)。でも撮影が続くと慣れてきて、死霊役の方々と談笑したりとシュールで楽しかったですね。



現場で撮影したものにVFXで新たな効果が足されるとのことなので、出来上がりはかなり怖い映像になるんじゃないかな。でも怖い部分だけでなく、コミカルだったり、温かかったり、人間の情の深さにスポットが当たるシーンもあったり、とても面白いバランスのドラマになっていると思います。



― タッグを組む京本大我さんの印象を教えてください。



京本さんは常にフラットで実直な方なので、私自身も無理せずにいられて、現場の居心地がすごくよかったです。右京之介という役にこれ以上ないほどぴったりとハマっていて、だからこそ私も自然とお初になることができたと感謝しています。



― お初と右京之介はどんなバディだと思いますか?



お初と右京之介は、身分はかなり違いますが、そういうものを超えて対等に協力し合いながら謎に向かっていく面白いバディ。お初にも不思議な力がありますが、右京之介にも持って生まれたある才能があって、足りない部分を補い合ったり、得意分野でお互いを助け合ったりする感じが、演じていて気持ちが上がりました!



― 視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!



江戸時代の物語ですが、“人間っていつの時代も変わらないんだな”とさまざまな意味で感じていただける作品だと思います。身近な人たちと一緒に、親しみを持って見ていただけたらうれしいです。ぜひ楽しんでください!



◆京本大我コメント



― オファーを受けたときのお気持ちを教えてください。



時代劇はとても久しぶりでしたし、そもそも経験値があまりなかったので、最初はちょっと身構えた部分もあったのですが、脚本を読ませていただいたらテンポの軽快さとゾッとする怖いシーンとのメリハリにものすごく引き込まれました。これを実写化したらどうなるんだろうというワクワク感、高揚感があり、撮影が楽しみでした。



― ご自身の役柄“右京之介”はどんな男性ですか?



まず、僕の名字の“京”という字が名前に入っているので“縁”を感じましたね。与力見習いという役どころですが、ドジというかシャイで天然要素もあり、ちょっと頼りないところもあるので序盤まではダメダメな右京之介ばかりが出てきます。でも、実はすごくギャップを秘めている役どころで、後半になるにつれて、そのギャップが浮かび上がってくるんですよね。さらに、右京之介には大きな傷を負った過去もあって、それが物語とリンクしてきてからがどんどん面白くなっていきます。ぜひ右京之介のバックボーンも楽しみにしていただけたらうれしいです。



僕は実年齢29歳で、19歳の右京之介と10歳も違うのですが、普段から幼く見られることが多いのであまり考えすぎず、とにかくこの右京之介という役をまっすぐ生きてみたら役柄の魅力が出てくるかなと思いながら向き合いました。



― 草食系という役柄ですが、演じられていかがですか?



草食系みたいな、もどかしい役どころはけっこう多いんですよ。僕自身、草食系か肉食系かと聞かれると…よくわかりません! けっこうサバサバしてますし、特別シャイではないので、右京之介とのギャップを楽しんで演じています。



― タッグを組む上白石萌音さんの印象を教えてください。



僕はミュージカルに出演させていただく機会が多く、上白石さんもミュージカルに挑戦されている印象が強かったので、いつか舞台の上でお会いすることになると勝手に思い込んでいました。だから、こんな意表をついた形での初共演はビックリ。上白石さんがそのお人柄で現場を柔らかく包み込んでくださるので、毎日楽しく撮影させてもらいました。



― お初と右京之介はどんなバディだと思いますか?



2人は身分こそ違いますが、互いに信頼しあい、徐々に育まれた絆によって、居心地のいい関係性を構築していきます。ゆくゆくは右京之介が尻に敷かれるんだろうなと予感しちゃうぐらいのパワーバランスです(笑)。視聴者のみなさんにかわいらしい、癒される2人だなって思っていただけたらいいな。ホームズとワトソンみたいなバディ感があると思います。



― 視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!



この作品は、お初と右京之介の関係性のほかに親子関係や夫婦関係が描かれるほか、ホラーやミステリーの要素もあって、これでもかというぐらい盛りだくさん。幅広い層のみなさんに楽しんでいただける作品です。この作品を見ていろいろなことを感じて次の日の活力にしていただけたら幸いです。



◆宮部みゆき氏(原作)コメント



駆け出しのころ、手探りで一生懸命に書きあげた懐かしい作品が、年月を経て、上白石萌音さんと京本大我さんという、今もっとも新鮮なパワーをお持ちの役者さんに演じていただくことで映像化されました。萌音さん、時代劇でも可愛い! お江戸の不思議ミステリーを、たくさんの視聴者の皆様に楽しんでいただけますよう願っております。



◆あらすじ



日本橋通町一膳飯屋“姉妹屋”の看板娘・お初(上白石萌音)は、岡っ引きの兄・六蔵、ともに店を営む義姉・およしと3人暮らし。ある日、宴会の仕出しを頼まれ、とある武家屋敷に赴いたところ、火事に巻き込まれてしまう。荒れ狂う炎に飲み込まれそうになったとき、お初は突然、無数の黒い影に取り囲まれる。それは炎に焼かれて命を落とした人々の残留思念で、お初はあやうく道連れにされかけるが、黒い影の少女が逃げ道を示してくれたおかげで、逃げまどう人々を率いて無事、屋敷から脱出することができた。こんな不思議な体験は初めてのことで、お初は戸惑う。



翌日、姉妹屋に年配の武家が訪ねて来る。彼は南町奉行根岸肥前守と名乗り、お初に奇談怪談の収集を手伝ってほしいと頼む。実は、肥前守はかねてから不可思議な出来事を書き記しており、前日の火事の現場で偶然、お初を目撃。お初には不思議な力“霊験”があることを見抜いたという。



肥前守はさっそく“死人憑き”について調べてほしいとお初に依頼する。最近、深川で死んだはずの男が息を吹き返すという不可思議な出来事があったらしい。お初は肥前守からサポート役にと遣わされた与力見習いの古沢右京之介(京本大我)とともに死人憑き事件を調べはじめるが、右京之介はどこか頼りなく、お初はあきれてしまう。やがて“死人憑き”によると思われる、殺人事件が発生して…!?



そんな中、肥前守のもとに不気味な情報が舞い込む。赤穂藩主・浅野内匠頭が切腹した屋敷の庭にある岩が夜ごと震える…という奇怪な現象が起きているというのだ。肥前守とともに現場に赴き、鳴動する岩に触れたお初。その瞬間、お初の目の前には100年前、白装束の浅野内匠頭が切腹する場面が広がり――。殺人事件と“死人憑き”、「忠臣蔵」と“震える岩”、2つの【謎】は大きくうねりながら、やがて思いもよらぬ結びつきを見せて…!?



【Not Sponsored 記事】

モデルプレス

page top