高校生の自転車通学、4人に1人がヘルメット着用

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高校生の自転車通学、4人に1人がヘルメット着用

 菅公学生服は2024年3月26日、「高校生の自転車通学時のヘルメット着用状況」の調査結果を公開した。自転車通学をする高校生の9割以上がヘルメットの着用努力義務化を認識しているが、着用の割合は4人に1人であることがわかった。



 菅公学生服(カンコー学生服)は、毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム 」Vol.218にて、「高校生の自転車通学時のヘルメット着用状況」に関する調査結果を公開した。調査は2024年1月、全国の自転車通学をしている高校生を対象にインターネットで実施した。有効回答数は627人(男子340人:1年生104人、2年生121人、3年生115人、女子287人:1年生91人、2年生94人、3年生102人)。



 「自転車乗用時にヘルメットを着用することが努力義務化されていることを知っているか」については、「知っている」が92.3%、「知らない」が7.7%。自転車通学をする高校生の9割以上が、改正道路交通法の施行により自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されていることについて、知っていると回答した。



 「自転車乗用時にヘルメットを着用しているか」については、「いつも着用している」が15.3%、「たまに着用している」が9.6%。あわせると4人に1人がヘルメットを「いつも~たまに着用している」と回答したことがわかった。



 一方で、「着用していない」が66.0%、「あまり着用していない」が9.1%で、6割以上が自転車通学時にヘルメットを着用していないことがわかった。



 「自転車用のヘルメットで気にしていること」については、「デザイン」が男子高校生41.8%、女子高校生58.2%で男女共にもっとも多く、ついで「色」が男子高校生34.1%、女子高校生37.6%、「安全性」が男子高校生38.8%、女子高校生31.0%という結果となった。



 また「髪型が崩れにくい」は、男子高校生が21.2%、女子高校生が49.8%だった。女子高校生は、男子高校生に比べて約30ポイント髪型を気にすることがわかった。



 警察庁交通局が発表した「2023年(令和5年)における交通事故の発生状況」によると、自転車乗車中の交通死亡事故の約半数が「頭部」を損傷し、うち約9割がヘルメット非着用という状況だという。自転車は中学・高校生が毎日の通学にも利用する身近な乗り物だが、交通事故のリスクも潜んでいる。



 自転車用のヘルメットを選ぶには、ファッション性だけでなく、しっかりと後頭部まで頭を保護するサイズの合ったもの、長時間装着しても痛くならない軽いものや通気性のよいもの、自転車用ヘルメットの安全基準をクリアしたSGマーク付きなどがポイントになるという。

宮内みりる

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