愛媛県教育委員会は、2025年度(令和7年度)愛媛県県立高等学校入学定員と愛媛県県立高等学校入学者選抜実施要項を公表した。全日制の入学定員は、前年度比175人減の8,590人。宇和島東・津島分校と北宇和・三開分校は募集停止となる。
2025年度の愛媛県立高校の全日制の入学定員は、前年度比175人減の8,590人。入学定員を減らすのは、新居浜東(普通)、今治南(普通)、南宇和(普通)が各40人減、宇和島水産(水産食品/水産増殖/海洋技術)が各学科5人減の計15人減。入学定員を増やすのは新居浜東(健康スポーツ)と、松山南・砥部分校(デザイン)で各40人増。宇和島東・津島分校と北宇和・三開分校は募集停止とする。
おもな学校・学科の入学定員は、松山東(普通)360人、今治西・本校(普通)280人、松山南・本校(普通)320人、松山南・本校(理数)40人、八幡浜(普通)160人、松山北・本校(普通)360人、新居浜西(普通)280人、大洲(普通)120人など。
2025年度から導入する特色入学者選抜は、入学者募集を行う全日制の課程のすべての学科で実施。募集人員は、普通科、その他普通科、理数科、国際文理科および普通科とのくくり募集をする学科が募集定員の30パーセント程度。職業教育を主とする学科(普通科とのくくり募集をする学科を除く)、体育科、総合学科は募集定員の50パーセント程度を上限とする。
特色入学者選抜は、自己アピール書・報告書・当該高等学校が定めた検査項目の結果を資料とし、当該高等学校・学科等の特色を踏まえて総合的に判定する。
一般入学者選抜は、報告書・学力検査の成績・面接・実技テストの結果を資料とし、当該高等学校、学科等の特色を踏まえて、その教育を受けるに足る能力・適性などを総合的に判定する。全日制課程の学力検査は、5教科各50点、合計250点満点とする。ただし、理数科と総合学科については、傾斜配点を実施する場合がある。この場合、理数科は数学と理科の得点を、総合学科は5教科の中で得点が高い2教科の得点を1.5倍して、それぞれ75点満点とし、検査を実施する5教科の合計を300点満点とする。
特色入学者選抜は2025年1月14日~21日に出願、1月31日に作文・小論文・面接・集団討論などを実施し、2月7日~10日に合格内定を通知する。一般入学者選抜は2月10日~17日に出願、2月18日~25日に志願変更を受け付け、3月6日と7日に学力検査等を実施する。いずれの選抜も合格者発表は3月18日。
川端珠紀
愛媛県立高の定員、175人減の8,
コメポ
★★コメント投稿にはID登録/ログインが必要です。
ID登録/ログインへ
ニュース詳細へ
★★コメント投稿にはID登録/ログインが必要です。
ID登録/ログインへ
ニュース詳細へ