【モデルプレス=2024/11/16】俳優・神木隆之介が主演を務めるTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(毎週日曜よる9時~)に出演する女優・土屋太鳳からコメントが到着。物語が本格的に動きだす第4話を前に、これまでの放送を通して感じたこと、想いを語った。
【写真】片寄涼太、土屋太鳳をバックハグ
◆神木隆之介主演「海に眠るダイヤモンド」
本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。主演・神木が演じるのは、端島の炭鉱員の家で生まれ育った明るくまっすぐな鉄平。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいく、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメントである。
先日の第3話の終了後には、初回の放送終了後から加速している「現代のいづみは、リナなのか?百合子なのか?朝子なのか?」「玲央と鉄平の関係は?」といった謎がさらに深まり、放送序盤からXでは「海に眠るダイヤモンド」がトレンド1位となり、「鞍馬天狗」「朝子ちゃん」「いづみさん」と関連ワードも日をまたいでトレンドにランクインするなど盛り上がりを見せた。
また初回から、同じ島で育った幼馴染なのに杉咲花演じる朝子に対してなぜか憎まれ口をたたいてしまう百合子を演じる土屋の演技に「こんな太鳳ちゃん見たかった!」「今までにない役柄で、ビジュアルも最高!」と視聴者もすぐにSNSで反応。新境地の役柄を演じる土屋にファンも歓喜していた。
◆土屋太鳳、百合子役に責任と覚悟
まずはじめに、これまでの放送を見ての感想や反響について、土屋は「個人的な印象ですが、最近の日曜劇場は、社会の中で人々が生き抜く姿を描く時、『強さ』が印象に残る作品が多かった気がします。私もワクワクと拝見し、時に参加しましたが、今回は物語の矢印が上に向かうのではなく、海を巡る海流のようにじっくりと、思いやりや家族や愛情を通して社会を見つめていて、何かを本気で大切にするということはどういうことなのか、観て下さる方々と一緒に考えつつ育てる作品なのかなと感じています」と6年ぶりの出演となった日曜劇場枠の印象や作品についてコメント。続いて、明日17日に放送となる第4話の台本を読んだときの印象については、「オファーをいただいた時から、百合子の心の傷はあまりに深くて、ただ真剣に取り組むだけでは表現しきれないのではないかと感じていました。その思いを監督、プロデューサーさん、脚本家さんと話し合い、そのやりとりを通して百合子に出会おうと決めたのです。ですので4話の台本の表紙を開く時、改めて、『百合子、生きよう』と心で呼びかけました。責任と覚悟を持って、百合子を丁寧に生きることだけを大切にしようと思いました」と長崎で8月を過ごすそれぞれが心に抱く想いや、幼馴染たちの確執が紐解かれていく第4話への想いを語った。
また、第2話で大型台風が来ても避難せず神に祈る寿美子に、百合子が「浦上の上にだってピカは落ちたんだよ!」と言い放ったシーンは多くの反響を呼び、視聴者の記憶に刻まれているが、今回母親の寿美子役を演じる山本未來の印象については「凛とされていてストイックな一方で、とてもお茶目で明るくて、よく笑う素敵なかたでした!お母さんと百合子の間には歴史がありますけれど、撮影はクランクインから比較的すぐの時期でしたし、お母さんとのやり取り自体は少ないため、お会いして数回で難しい場面に取り組んだのですが、常に私のことを気遣ってくださり、本番になれば本気で『そこに実在している人』として思いっきりぶつかって下さいました。本当に感謝しています!」と振り返った。
◆土屋太鳳、再共演・杉咲花との絆
さらに、プライベートでも仲が良い朝子を演じる杉咲花との再共演も注目されるなか、これまでの放送回で描かれている朝子と百合子の関係性は、プライベートでの彼女たちとは反する。そんな2人の気まずそうなシーンを撮影してみて、「杉咲花ちゃんは役者さんとしても人としても大好きだし、普段は何気ないことを話して笑っていることが多いので、もどかしい関係性を演じるのは正直なところ辛かったです。役によっては待ち時間を含む日常から距離を離すことが必要な場合もありますが、今回はそれをしませんでした。なぜなら、百合子はもともと朝子が大好きだからです。杉咲花ちゃんの目を見れば自然と気持ちが湧いてきたので、とても安心して撮影に臨んでいました」とコメントし、友人として、第一線で活躍する俳優同士ならではの絆が感じられた。
最後に、第4話の放送を楽しみにする視聴者へ「気持ちとしてはたくさんあるのですが…たくさんあり過ぎて、言葉では伝えきれません。そして、この第4話には、言葉で伝えきれない様々なことが描かれ、込められていると思います。百合子を通して、この時代を必死で生きてきた方々への感謝と尊敬と込めました。そして、生きようとなさった方々、生きることが出来なかった方々への祈りと、2度と繰り返してはならないことへの怒りや願いを込めました。どうか受け取って下さい」と締めくくった。(modelpress編集部)
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土屋太鳳、新境地の役柄に責任と覚悟…
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