【モデルプレス=2024/12/23】6月から病気療養のため活動を休止していた演歌歌手・市川由紀乃が、12月23日に約10か月ぶりとなる自身のInstagramでライブ配信を実施。活動休止後初めてファンの前に配信という形で姿を見せ、自身の言葉で心境を語った。
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◆市川由紀乃、活動休止後ファンに初めて姿見せる
市川は6月に卵巣腫瘍の疑いのため検査を受け、7月末に患部の手術、診断の結果卵巣がんと診断され、再発防止のためにこれまで6回の抗がん剤治療を受けてきた。この日クリスマスらしい白のセーターと、ニットキャップ姿で登場した市川は、ライブ配信が始まると、第一声「みなさん、こんにちは。市川由紀乃です!ご無沙汰しております。お元気ですか?」と笑顔で挨拶。
やむなく降板を余技なくされた舞台関係者、及び代役をつとめられた役者の方々1人ひとりの名前を挙げて丁寧にお詫びを伝え、闘病中にもらった励ましの言葉の数々に対してもお礼の言葉を伝えた。また、同じレーベルの歌手仲間である福田こうへいから届いた花のアレンジメントに感激し、「福田こうへいです~」と東北なまりを真似ておどけてみせると「お心遣いありがとうございます!」と感謝の言葉を述べた。
◆市川由紀乃、6月からの療養の支えとなったものとは
開始早々、視聴者数は800人近くにのぼった同配信。ライブ配信は終始アットホームな雰囲気で行われ、スタッフからクリスマスの思い出を聞かれると、小学生時代に靴下を枕元に置いておいたが、翌朝見るとお金と手紙が入っておりカタカナで「イソガシクテカエナカッタカラジブンデカッテネ」と書かれていたという、笑えるエピソードを披露。ファンからのコメントで帽子について触れられると、ウィッグや帽子などで今しかできないおしゃれを楽しんでいることを明かした。
そして6月から治療が続く中、ファンからの手紙やお守り、千羽鶴、ブログへのコメントなどが常に背中を押してくれたとコメント。くじけそうになることもあったが「この経験は私が歌ううえで必要な経験だったんだと、皆さんが思っていただけるような、そういう歌をこれから届けたい」と、決意を新たにした。
◆市川由紀乃、大先輩に検査勧められていた
また、検査を受けるよう勧めてくれたのは大先輩の由紀さおりであったことを話し、検査から手術、抗がん剤の治療についても詳しく語られた。抗がん剤で髪が抜けることは辛かったが、現実を受け止めて一歩踏み出し、思い切ってベリーショートにして気持ちを切り替えたという。また、母と二人三脚で抗がん剤治療を乗り越えたことも明かし、最後の抗がん剤治療が終わった時に初めて見た母の涙で、改めて親孝行をしたいと強く感じたことを語った。
さらに、復帰後初となる単独コンサートも市川の口から発表された。2025年5月19日、地元埼玉のサンシティ越谷市民ホールを皮切りに、5月28日・29日に大阪新歌舞伎座、6月20日に日本特殊陶業市民会館フォレストホールにて開催される。市川は「ありがとうの気持ちをいっぱい込めて、応援していて良かったと思っていただけるコンサートにしたい」と希望に満ちた表情で意気込みを語り、約1時間にわたるライブ配信を締めくくった。(modelpress編集部)
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市川由紀乃、卵巣がん治療
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