“鬼太郎ファンAdo、水木しげる没後10年記念

コメポ

貸本の『墓場の鬼太郎』から少年誌の『ゲゲゲの鬼太郎』に移って怪奇色が薄れて正義のヒーローものに変わったのは読者の層に合わせたといえる。
出てくる妖怪は江戸時代の鳥山石燕の絵を参考にしたものがあるけど子泣き爺、砂かけ婆、一反木綿、ぬりかべは古文書の記録だけだったものに姿かたちを描いたのは水木さんである。インタビューによるとアニメのキャラには無関心だったようだ。
初期の頃のキャラ設定よりも、現代の方が人間らしく親しみやすい設定に大分変更されてるよね。初期から見ている人達には違和感が有ると思う、水木しげる先生は納得してキャラ変更をしていたのか疑問なんだけどね。視聴者確保の為に各方面から圧が出て設定変更余儀なくされたのかな?初期の頃の方が妖怪漫画としての価値は大きかったと思う。それにしても、水木しげる先生も未だ未だ書けなかった日本の妖怪は数多く存在しているんだろうなぁ。
鬼太郎たちメンバーの中で、キャラの見た目が劇的に変化した猫娘。
今はかなり人寄りになったが、今回の見た目は?個人的には昔の見た目がらしくて良かったんだよな。
初期のころ、うるう年の2月29日に『アンコールワットに亡霊が出る』というお話がとても怖かったです。いつもの愛らしい妖怪も出てなかったようでアニメを恐れた最初で最後の体験かも。😨
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