
【モデルプレス=2025/04/21】俳優の山口崇さん(享年88)が、4月18日に肺がんのため亡くなったことがわかった。4月21日、所属事務所「オフィス天童」の公式サイトを通じ発表された。
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◆山口崇さん死去
公式サイトでは、「オフィス天童所属俳優・山口崇(本名・山口岑芳)が2025年4月18日15時36分に永眠いたしました ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに 謹んでご通知申し上げます」と発表した。
山口さんは1936年11月17日生まれ、兵庫県出身。国民的ドラマとなったNHK「天下御免」(1971~1972)で主人公・平賀源内を演じて話題に。テレビ朝日系クイズ番組「クイズタイムショック」では、2代目司会者として人気を集め、1986年3月放送の最終回まで司会を務めた。また、1970年から30年近くにわたり、TBS系時代劇「大岡越前」で徳川吉宗を長く演じていたことでも知られる。
長唄では人間国宝七代目杵屋巳太郎(現・杵屋浄貢)に師事し、妻で元女優の平尾桂子(杵屋巳貴)とともに本人も名取で杵屋巳楓として活躍した。長女・山口由紀は杵屋巳織として、長男・山口太郎は杵屋巳三郎として第一線で活躍している。
三谷幸喜監督からの強い希望を受けて出演した2019年公開の映画「記憶にございません !」が最後の出演作品となった。(modelpress編集部)
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