鏡を見るたびに「あれ?」って思うこと、増えていませんか?シミが濃くなった気がする、ほうれい線がくっきりしてきた、毛穴が目立つ、肌のハリがなくなってきた…。でも、ここで諦めるのはまだ早い!40代の美容悩みは、正しい知識と適切な対策で確実に改善できるんです。人生はいつでもアップデートできる、これは美容にだって通ずること。40代の肌に何が起きているの?まず「敵」を知ろう40代の美容悩みを解決するには、まず「なぜ肌悩みが起きているか」を理解することが大切です。敵を知らずして戦いには勝てませんよね?●ホルモンバランスの大・変動期!40代後半になると女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量が急激に減少します。このエストロゲン、実は美肌の味方だったんです!髪の成長期を長く保ち、コラーゲンの生成をサポートしてくれていました。それが減ってしまうとどうなるか?肌のハリを保つコラーゲン線維やエラスチン線維が減少肌の水分保持力が低下してバリア機能が弱まるターンオーバーが約45日周期(20代は約28日周期)に延びて、新陳代謝が悪く角質も厚くなり、メラニンが排出されにくくなる皮脂の分泌量が減って乾燥しやすくなるつまり、40代の肌は「守りが弱くなっている」状態です。●蓄積された紫外線ダメージが表面化する時期20代、30代で無防備に浴びた紫外線。その時は何ともなかったかもしれませんが、実は肌の奥深くでダメージが蓄積されていたんです。これが「光老化」と呼ばれるもので、肌老化の原因の8割は紫外線だと言われています。太ももの内側やお尻の肌って、年齢を重ねてもツルツルしていますよね?それは紫外線を浴びていないから。顔や手の甲は、長年の紫外線ダメージが40代になって一気に表面化してくるんです。ここからは外側ケアでできること、内側ケアでできること。の2つの視点から「美肌を手に入れるために試したい対策」を紹介していきます。<!--nextpage-->【外側対策】本質追求型スキンケアで肌の基礎力を上げる「ファンデーションなしで生きていける肌を手に入れよう」これが私のキャッチコピーです!40代のスキンケアは、表面を取り繕うのではなく、肌そのものの力を底上げすることが何より大切。成分にこだわった本質追求型の美容を実践しましょう。●高濃度ビタミンCで攻めるビタミンC誘導体、特にAPPS(アプレシエ)は、美容の専門機関でも注目されている成分です。コラーゲンの生成をサポートし、メラニンの生成を抑え、肌にハリと透明感をもたらしてくれます。ただし、ビタミンCは繊細で壊れやすい成分。新鮮な状態で肌に届けることが重要なので、凍結乾燥タイプや2剤式の美容液を選ぶのがおすすめです。高濃度のものを選べば、より結果を実感できるはず。●セラミドで守りを固める40代の肌は水分保持力が低下しているので、保湿が何より重要です。中でもセラミドは、肌になじみやすく、しっかりうるおいを保ってくれる優秀な成分。乾燥はシワ、たるみ、シミ、大人ニキビなど、あらゆる肌トラブルの原因になります。セラミド、スクワラン、ヒアルロン酸などの高保湿成分が配合された美容液やクリームを選びましょう。●レチノールやナイアシンアミドでシワ改善シワを改善する効果が厚生労働省に認められた「有効成分」があります。それがレチノールとナイアシンアミド。これらが配合された医薬部外品を選べば、シワ改善の効果が期待できます。ナイアシンアミドは、シワ改善だけでなく、美白効果や肌荒れ防止効果もあるので、40代の肌悩みに多角的にアプローチしてくれる万能選手なんです!<!--nextpage-->【外側対策2】紫外線対策を徹底する(今からでも遅くない!)「もう手遅れ」なんて思っていませんか?違います!紫外線対策は今からでも絶対に必要です。なぜなら、紫外線ダメージは日々蓄積されていくから。今日浴びた紫外線が、5年後、10年後のシミやシワになるんです。●365日、曇りの日も日焼け止め紫外線は晴れの日だけでなく、曇りの日も降り注いでいます。室内にいても窓から入ってきます。だから、365日、毎日日焼け止めを塗ることが鉄則。朝のスキンケアの最後に日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。これは「自分との約束」です。守り切ることが大切!●SPF30~50、PA 以上を選ぶ日常生活ならSPF30、PA 程度で十分ですが、外出時間が長い日や屋外レジャーの際はSPF50、PA を選びましょう。ただし、数値が高いほど肌への負担も大きくなるので、シーンに応じて使い分けるのが賢い選択です。▶︎後半では内側対策と称してインナーケアの重要性・肌悩みに合わせた「集中ケア」について触れていきます。
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