「最後まで好きなものを食べさせてあげたい」

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「最後まで好きなものを食べさせてあげたい」余命宣告を受けた妻の切実な願い【お食い締め 口から食べられないアナタへ #3】

「人生最後の食事を誰と何を食べたいか?」病気の方でも、最後に食べたいものがあるはずです。そして、人はみな食べたいものを食べると、心が満たされて幸せ気持ちになれます。お食い締めとは、狭義では「人生で最後の食事」のこと。人生最後の時間を過ごす時、「好きなもの」や「大切にしてきたもの」が身近にあるだけで、心の支えになり、自分の人生を肯定してくれます。逝く人と残された人、それぞれの想いとは――口から物を食べられなくなった人のケアをする言語聴覚士の牧野日和先生が、長年経験してきた様々な人の様々な選択を漫画でご紹介します。※本記事は、原案・監修・牧野日和(愛知学院大学教授)/漫画・かなしろにゃんこの書籍『お食い締め 口から食べられないアナタへ ~言語聴覚士が見たそれぞれの選択~』から一部抜粋・編集しました。<!--nextpage--><!--nextpage-->

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OTONA SALONE

関西人がバナナ好きなのは定評がある。明治時代に台湾バナナが最初に移入したのが神戸港でバナナ港と呼ばれていたそうだ。門司で有名なバナナの叩き売りは熟し過ぎたり傷んで輸送に耐えられないのを安値で処分したものだった。私は幼稚園は神戸だったので充実したバナナライフを謳歌していたけど食習慣はなかなか変えられないものである。最後の晩餐で台湾バナナをむさぼり食って皮で滑って倒れたショックで喉に詰まらせて…なら本望だけどそううまくいかないだろうなぁ。
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