食前の「高カカオチョコ」

コメポ

食前の「高カカオチョコ」で太りにくい体質に!? 医師が教えるラクしてやせる新習慣、摂るタイミングと量は?

不調がある、体が重い、おなかの厚みが増し続けている、デニムが似合わなくなった……。そんな肥満の悩みをみんな持っているもの。でも、食事の前や小腹がすいたときに、おいしい高カカオチョコをひとかけら。それだけでやせられるとしたら──ガマンだらけのダイエットから解放されます。知らないままではもったいない“高カカオチョコ習慣”。ここでは、高カカオチョコが秘めたダイエット力と、その理由をご紹介します。はじまりは生活習慣病の名医・栗原毅先生の試行錯誤から人気モデルの近藤千尋さんも高カカオチョコレートの健康効果を実感!「多くの肥満・生活習慣病が早食い、食べすぎといった食習慣から生まれています。でも患者さんに食べ方を変えましょうと伝えても、実践してもらえない、実践したとしても長くは続けてもらえない、という現実がありました。『どうすれば無理なく、楽しみながら健康的な習慣に導けるのか』私が試行錯誤しながらたどり着いたのが『高カカオチョコ習慣』でした。カカオ分70%以上のチョコレートを食前にひとかけら、それだけで不思議と満足感が生まれ、食べすぎを防ぎ、自然と健康が回復していったのです。10年ほど前から患者さんにすすめたところ、皆さん、喜んで続けられそろって減量に成功。肥満ぎみだった体形が健康的になるとともに、脂肪肝や高めの血糖値、血圧が改善されていきました。高カカオチョコを食べることは、薬に頼るよりも、ずっと自然でおいしい健康&ダイエット法なのです」メタボリックシンドロームや糖尿病などの生活習慣病の予防と治療のためのクリニックの院長である栗原 毅医師。これまで数多くの患者さんたちに、内臓脂肪の落とし方や血液をサラサラにするための指導を行ってきました。そして、だれでも手軽に取り入れることができる健康習慣にたどり着きました。それが、「高カカオチョコ習慣」でした。高カカオチョコがダイエットに役立つメカニズムクリックして拡大食前の高カカオチョコがやせる理由は大きく5つです。脂肪が燃えやすくなる

高カカオチョコが血流を改善し代謝を底上げ。脂肪をエネルギーとして燃やしやすい体に。脂肪の材料「糖」の吸収をゆるやかに

血糖値の急上昇をおさえ、体脂肪が増え蓄積されるのを防ぎます。糖のエネルギー代謝をよくする

インスリンの働きを正常化させ、糖の代謝を向上。体にため込まずエネルギーとして消費することを助けます。腸内に天然のやせ薬をつくり出す

健康な腸に食物繊維意を届け、短鎖脂肪酸を増やします。肥満の元凶「脂肪肝」が改善する

肝臓についた脂肪を撃退し、肝機能を改善し、代謝をよくします。摂り方は食事の前と食間にひとかけら(5g)。これでOK!クリックして拡大朝・昼・夜の食前と、午前・午後の食間の5回に分けて食べます。理由は、次の3点。「糖質の吸収をゆるやかにする」「血糖値の急上昇を抑える」といったカカオの有効成分の働きは、食事の少し前に摂ることで効果が最大化するため。有効成分の作用は2~3時間ほどなので、食間にも摂って効果を途切れさせないようにするため。食間の摂取で小腹を満たし、間食による食べすぎを防ぐため。「おいしいから自然と続けられる」のが高カカオチョコの最大の魅力です。食前と食間のひと工夫で、無理なくダイエットしましょう。高カカオチョコでやせた!3週間ダイエット実践リポート食事は普段どおりだったのに魔法のようにやせられた、70オーバーだった体重が65台まで落ち、動くのも少しラクになった!など、嬉しいリポートが続々。shutterstock.com体験者 42歳・Nさん(女性) 身長163 の場合札幌在住、フリーランスの編集者。高校時代はいくら食べても48kg程度で「やせの大食い」という、今思えば誇らしい呼ばれ方をしていたが、大学時代には53kg、社会人になりラーメンにはまって59kgに。その後、2度の出産をへてさらに10kg増。第2子がまだ7歳なので、体を軽くして、野原や公園をもっと一緒にたくさん駆け回りたい。▼行ったこと・高カカオチョコを食前にかならず1枚(5g)・午前・午後のおやつに1枚・主食の量を少なめに▼結果は…クリックして拡大 体験者 46歳・Sさん(女性) 身長152 の場合20代後半から30代で20kg近く太り、40代に入って糖尿病を発症。これまでに試したダイエットは数知れず、今回もあまり期待せずに「高カカオダイエット」+「栗原式 ダイエット効果アップの食事術」を3週間実践。食前に必ず高カカオチョコを1枚、小腹がすいたらおやつ代わりに高カカオチョコを1~2枚。大好きな白米の摂取量を減らし、苦手だった肉と卵をよくかんで食べたところ、HbA1cも改善。いかに糖質を摂りすぎていたのかが証明された形になった。▼行ったこと・高カカオチョコを食前にかならず1枚(5g)・小腹がすいたら1~2枚・主食(糖質)を人並みの量に▼結果は…・1週間で体重3減、 3週間で約5減!・HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)も改善!クリックして拡大本記事では、どうすれば無理なく、楽しみながら健康的な習慣に導けるのかを追求して、栗原医師がたどり着いた「高カカオチョコ習慣」についてお伝えしました。▶関連記事「ヤセるだけじゃなかった!「高カカオチョコ」には、集中力が持続する効果も!! 何%以上だと効果的?【医師監修】」では、高カカオチョコが持つダイエット以外の嬉しい効果について、栗原医師にお伺いしました。>>> 関連記事を読む参考にした書籍はこちら。書名:ラクしてやせる新習慣 高カカオチョコダイエット 食前チョコでやせる!太らない!

監修者:栗原毅定価:1650円(税込)発売日:2025年11月29日(土)

判型・ページ数:A4 判/84ページ

発行:主婦の友社ISBN:978-4-07-462798-1※電子書籍も同時発売監修者(写真)栗原クリニック東京・日本橋院長 栗原 毅 医師栗原 毅(くりはら たけし)栗原クリニック東京・日本橋院長医学博士。北里大学医学部卒業。東京女子医科大学教授、慶應義塾大学大学院教授を歴任。2008 年、メタボリックシンドロームや糖尿病などの生活習慣病の予防と治療を目的とした栗原クリニック東京・日本橋を開院。「血液サラサラ」の提唱者の一人でもある。主な著書・監修書に『眠れなくなるほど面白い 図解 肝臓の話』(日本文芸社)、『図解ですぐわかる 自力でみるみる改善! 脂肪肝』(河出書房新社)、『決定版! 内臓脂肪を落とす名医のワザ』(宝島社)、『内臓脂肪の名医が教える「やせる食べ物」大全』(主婦の友社)など多数。

OTONA SALONE

page top