最短? 2週で番組打ち切り

コメポ

最短記録!?わずか2週で番組打ち切り…

春にスタートした新番組も、5月に入り視聴率が気になってくる時期。視聴率が低いと、不人気・人気の低下と見なされ"番組打ち切り"となるケースも多い。

米国のテレビ業界は日本よりもさらにシビア。人気がある番組はその後もシリーズが作られる一方で視聴率次第では2~3週で打ち切りになる番組も決して珍しくない。日本でも人気のドラマ「アリー my Love」の後番組「Girls Club」は、あまりの低視聴率のため、わずか2週で打ち切りになったという記録があるそうだ。

とはいえ、番組とは視聴率がすべてではない。人々の記憶や心に残ることが番組作りの醍醐味ともいえる。あなたにとって、記憶や心に残る番組は今までありましたか。

20年くらい前『貴族の階段』という単発ドラマがあって、若かりし斎藤由貴が主演で、高嶋兄演じる実の兄に思いを寄せているという禁断な設定。時代背景は2・26事件の頃で斎藤由貴と高嶋兄は当時はまだ日本にもあった貴族の家柄の兄妹でした。最後高嶋兄は自殺し、屋敷に軍隊に乗り込まれた斎藤由貴が長い立派な階段の前で「私は貴族です。この階段を昇るなら私の屍を越えてお行きなさい」的な台詞を言うのですが、若干二十歳そこそこの斎藤由貴の毅然とした態度が役柄を越えて本当に貴族の令嬢に見えました。たった一回観ただけなのなこんなに記憶に残っているなんて、凄くないですか?

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