相手を"下の名前"で呼ぶ…

コメポ

日本人の姓の種類については諸説あり、10万種とも30万種とも言われているが、この数は他のアジア圏に比べても突出して多い。総移民人口が比較的少ないという条件を考えると、その種類の多さは世界的に見ても稀だという。

一方、名…いわゆる"下の名前"もまたバラエティーに富んでいるが、大人になれば周囲の人を名で呼ぶ機会は少なくなってしまうもの。時には「この人の"下の名前"が思い出せない!」なんてこともあるのではないだろうか。

NewsCafeのアリナシコーナーでも「下の名前で呼ぶのが苦手?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…54.1%】

■呼ぶのも呼ばれるのも苦手。そもそも人付き合いが苦手。

■だから苗字(旧姓含む)かニックネーム。名前でも、さん・ちゃんを付ける。

■けじめがない。

■親、兄弟以外から呼ばれたくない。

■ママ友が皆下の名前で呼びあうのがキモくて嫌。中年のオバハンだよ?

■苦手というかできない…堅苦しい人と思われてたみたい。

■特に女性。

■初対面ですぐ呼び合ってる人信じられない。呼ばれるのも苦手。

■彼の事を名前で呼べない。何だか恥ずかしい…。

■子供の頃は人によって呼んでた。大人になってからは呼びにくい。

【ナシ…45.9%】

■多い苗字の人がいっぱいいる所では下の名前で呼びますよ。

■親しい人にはニックネームや下の名前がいいな。

■高齢者が多く昔からの知り合いが多い田舎。70・80でも○○ちゃん。

■なぜ呼べないか理解できない。

■苗字にチャン付けで呼ばれてたので下の名前で呼ばれるとウレシイ。

■それが皆が呼ぶその人のあだ名みたいな感じなら抵抗ない。

■親しみが湧きます。

■同級生の間では今でも名前。名字ではよそよそしい。

■どう呼ぶかは本人に直接聞いてから。

■信頼関係が作れないと無理。

結果はほぼ半々、寄せられたコメントの内容もなかなかきっぱり分かれている印象だ。【ナシ派】では「下の名前で呼ばれる方が嬉しい」「親しみがわく」などの意見が多く、一方の【アリ派】は「家族以外からは下の名前で呼ばれたくない」「大人になってからは名字でしか呼べない」という声が多かった。これは、相手から「下の名前で呼んでほしい」と言われない限りは、親しみを感じていても名字で呼ぶのが無難…といった数字だろうか。

また「下の名前より呼び捨てが苦手かどうかの質問が良かったな」というコメントも寄せられていた。こちらも個々人で大きく感じ方が違ってきそうだ。

[文・能井丸鴻]

男子に苗字で呼ばれていて急に名前で呼ばれるとドキっとする
同じ姓がやたら多い社内なら区別の為の例外事項であるかもしれないけど、基本ファーストネーム+ちゃん、況してやニックネームを呼ぶ事などあり得ませんね。
特にお喋りが大好きで公私混同甚だしい女性陣は、取引先や来賓の前でもうっかり口にしてしまうからです。
お堅い取引先や来賓からは「随分なあなあな職場だな」「仕事も適当なのかな」と評価されやすいので、まともな会社であれば厳禁にしてますよ?
以前、働いていた東北の工場では同じ名字の人があまりにも多いので名前で呼んでいました。
名字の数が多いのは元々名字があった侍や公家は人口の1~2割に過ぎず、その他の農工商は屋号などしかなかったので、明治になってお坊様や神主様に着けてもらったって聞きました。
上位コメにもありましたが、
自分の子供を君づけ、ちゃんづけで呼ぶのはどうかと思います。

人それぞれ、価値観の問題?
わたしの村はほとんど星野なので中学でも高校でも下の名前で呼び合っていたよ!星野さんって言われても混乱するから!下の名前で呼ばれてもあまり抵抗ないな!
私の姓は珍しいので、姓+ちゃん付けで呼ばれていた。あまり好きな響きではなかったから、なおさら名前で呼ばれてる子がうらやましかったなぁ~。結婚するのは100均で印鑑が買える姓がいいなぁ~と思っていたけど、嫁に行った先は、これまた珍しい姓で。今も姓+ちゃん付けです。
幼なじみとは
この年になっても…セカンドネーム
で〇〇ちゃん!と普通に呼び合っています。今更 名字とか 〇〇さんって 気恥ずかしくて?呼べないのです。お互いに。
高校の時、なんとなく名字よびが定着してしまった友人と
「これじゃ親しくないみたいじゃん」
って、名前呼びに挑戦したけど、お互い一瞬で挫折した(笑)

なんかね、タイミングとか、相性とか、あるんですよ。
ちなみにお互い名前よびの相手もいました。
その人とくらべて親しくない訳ではありませんでした。

まぁ、そんな程度の事です。
親からも、大人になってからは、名前で呼ばれなくなり、名字は、すごく、ありふれた名前なので、名前で呼ばれると、親しみを感じて嬉しくなる。

何だかアイデンティティを、取り戻した感じ…
名字も名前も、よくあるものと一字違いの少数派名だったので、名乗った後に誤認してるかどうかで、相手の人となりがわかるバロメーターになった。
名前はその人を表す大事なものなので、他人の名前も大事にしようと心掛けていたからか、親しい友人には自分と同じくマイナーな名前の人が多い。

page top