実家は団地…大変です

コメポ

ひとくちに"団地"といっても定義は広い。語源は「一団の土地」、法律上は「都市計画上工業地域・住宅地などを新たに計画して建設された建物群」を指しているが、一般的には「公社・公団などにより分譲された建物が何棟も並ぶ、大規模な建物群」を連想する人が多いのではないだろうか。

同じように、ひとくちに"団地"といっても、土地により団地によりそれぞれの個性があるはずなのだが、なぜか「各戸が狭いぶん人が多く、隣人との距離が近く、独特のルールで保たれている」という共通のイメージがある。

NewsCafeのアリナシコーナーでは「団地には住みたくないと思う?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…73.9%】

■昔から公営(都営)団地には良いイメージがない。

■マンションやアパートとは違う面倒な感じがね…。

■なんか人間関係大変そう。町内会や色々煩わしい。

■近所の騒音と、共有スペースの不衛生が何より嫌!!

■マンションなど共同住宅自体嫌だから。

■家賃は安いが、音や声が凄く響く!

■団地は…無理。5階とかまでエレベーターなしはキツい

■ペット飼えないからね。

■出たい。狭い。持ち家憧れる。団地はばかにされる。

■実家は団地。いろいろ面倒臭いし、大変です…。

【ナシ…26.1%】

■ずっと団地住まいですけど?

■持ち家でも、側溝掃除や草刈り、町内会でやらされるよ。

■他に住む所がないなら仕方ない。団地は団地で長所がある。

■一軒家だって何々団地ってあるでしょ?

■私の住む市の市営団地はマンションみたいです。あそこなら良いな。

■「団地ともお」が怒るぞ!

■ひとり身ですし、そこまでのこだわりはないかなー。

■歳をとったら便利かも。

■みんな贅沢だね。

■住む家があることは幸せな事だ。

結果は【アリ派】が7割超の多数派となっている。寄せられた声を見てみると、ほとんどが「人間関係が煩雑だから」という内容だったが、そのうち"住んでみての実体験"からコメントしている人は【アリ派】全体の2割程度…といったところ。また「近所の市営団地は思想が強い人が多いから絶対に嫌だ」など、住んでみたことはないものの"近所の団地にクセのある住人がいるから"と答えた人も多かった。

一方の【ナシ派】も、団地に住んだ経験がある人・ない人の比率は【アリ派】と大差ないようだ。「URとかなら住みたい」「どんなもんか、一度くらいは住んでみたい」など、好奇心から投票した人もいた。

とはいえ、高齢化・限界集落化が問題視される団地も多い近年…今後"団地のイメージ"が変わっていく可能性もある。

[文・能井丸鴻]

住めば、都よ。
マンションや団地など、多数が暮らす場所に住んだことがない。あくまでも聞いた話だが、場所によってはモラルが低いのもあるみたいだ。不法滞在者やそいつらを囲う反社会的な人間。友人が住んでいたとある賃貸マンションでは、夜な夜なタスケテェェなんて声が聞こえていた。
まぁ日本は基本狭いから、集合住宅は普通にある。場所柄や周りの事前情報があれば、ありがたいのかな。
団地は お年寄りが多いイメージがありますね 私は母子家庭で都営の申し込みをしていますが周りは 母子家庭ばっか。なかなか当たりません。入所したとしてもお年寄りのお世話とかしてしまう性格なので自分的にジレンマとの戦いになりそうで少し心配だけど両親他界しているので心情が入る分不安です最近メンタルも弱いので。
1団の土地(いちだんのとち)
と区分所有法上の団地と、
定義やコメントがズレています。
私の住んでいる団地はほとんど女性も働いていたり、生活時間帯がバラバラで 昔のような井戸端会議や噂話などする暇な時間もなく、でも挨拶程度はするぐらいで住みやすいです。
昔の団地のイメージはないですね。
家賃も安いし 老朽で家の中に不備が出ると無料で治してくれるし ありがたいです
子どもの頃、東京郊外の団地に住んでいました。30棟以上ある団地で、部屋の広さも90?あって広々してました。
遊具のある公園も団地内に複数あって、遊び放題。
夏は夜遅く迄遊んでいても現在の様に危険な事もありませんでした。
コウモリ、かぶと虫、蛍、芝生に沢山の木々、花の自然!広場で凧あげ、夏は野外映画会…。だから良い思い出ばかりです。

『団地ともお』を見ると、懐かしくて…。遊び過ぎて、勉強が身につかなかったけど…。子どもの時、あの団地に住んでいて本当に良かったと思います。
子供の時は市営団地が近所にあり、友達が殆どそこに住んでいた。真ん中に公園があるので遅くまで遊んでいられて羨ましかった。実家は平屋の一軒家だったので外階段で鬼ごっことかかくれんぼとかも羨ましかった。結婚して社宅に住んだら団地の造りで3階建の3階になり、妊婦の時はしんどかったなぁ~。でも同じ階段の人と仲良しになれたし、
おすそ分けとか気安くできて楽しかった。今は一戸建てだけど草むしりとか大変で集合住宅にまた住みたい。メンテナンスとか楽だもの。
団地いいですよ。
安くで借りられるし、その浮いた分、貯金出来る。
私達は母子家庭で安くで借りる事が出来ました。優先的に入居出来ました。

実家は戸建だけど、近所に非常識な方がいて親は大変困ってます。引っ越す事が出来ないと親は言ってる。団地やマンション、アパートだったら、引っ越す事が出来ます。
まぁ、近所とのコミュニケーションは大切だと思います。
結婚して、しばらく公団団地の5階に住んでいましたが、エレベーターもなく、毎日階段。そのうち子供ができて、階段は大変とのことで一年くらいで引っ越しましたが、団地は、隣近所の付き合いは皆無、多数のゴキブリ発生、環境や衛生面で余り良い印象は無かったです。もう団地は懲り懲りです。
ひとつの村なんですよ。
かつてのニューファミリーも、それとは気付かずに生活をエンジョイしてたし、政府もそれを煽った。
だが、かつてのハイカラな若奥様も中年期になると、こそこそこそこそ井戸端会議をしては、欲求不満を解消するようになった。

もうその時点で、団地のオバサンたちに噂されないように誰もが無意識に「世間」と言う名の、コンクリートで出来た村社会に組み込まれてしまっていたのであろう。

小さくとも、一国一城の主になって団地を去る人たちは、清々した気持ちだったに違いない。

だって、村社会とは言っても一戸建ての町内会の方がまだ緩やかなんだから。


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