硬派なイメージがウリの長渕剛が完全に"ネタキャラ"になってしまった。
伝説が生まれたのは、長渕が出演した7日放送のフジテレビ系『FNS歌謡祭2016冬・第1夜』。トリで登場した長渕は代表曲「乾杯」のニューバージョンを披露したのだが、本来の歌い出しである「かたい絆に……」ではなく、始まったのは「アメリカの大統領が誰になろうとも……」からだった。
「今日もマスメディアが正義の面(ツラ)して話している」「歌の安売りするのやめてくれ 日本から歌が消えていく」「俺達の東北、仙台、俺達の九州、熊本、そして福島……オリンピックもいいんだけどよぉ、若者の貧困どうする 地域の過疎化どうする 騙されねえぜマスコミ」と、およそ4分間に渡って訴え続け、ようやく本来の「乾杯」にたどり着いた。
その間、「セイッ!」「おりゃ!」といったシャウトも忘れない。これには、テレビの前の視聴者もあっけに取られるしかない。しかし、数秒後にはギター1本で弾き語る長渕の"らしさ"と、なんともいえない空回り感が、人々に抱腹絶倒をもたらした。
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ネット上では「今年一番ワロタ」「お笑い芸人超えた」「中学生の作文レベルの歌詞で大暴れする長渕△(さんかっけーの意味)」などと絶賛の嵐だ。会場で生歌を聴いた小倉智昭氏も、8日放送の『とくダネ!』(同)で「強烈だったね」と回想。「乾杯に入る前の詞が……。見ていてドキドキしましたよ。まさか、ワイドショーなんて出てくると思わなかった」と苦笑いを浮かべるしかない。
スポーツ紙記者は「歌詞にマスコミ批判が散りばめられていましたが、あれは元プロ野球選手の清原和博氏の覚せい剤事件の流れで、『週刊新潮』(新潮社)に"シャブ中疑惑"を書かれた腹いせでしょう。長渕サイドは新潮に厳重抗議すると宣言していましたが、いまだに長渕側からは何もないそうです。むしろ聞こえてくるのは、硬派なイメージとは程遠いヘタレぶり。それでも歌番組では自分の世界に入り込むのですから、さすがですよ」と話す。
清原事件の余波もあり、お笑いキャラに変貌を遂げた長渕。次はどんな伝説のステージを見せてくれるのか――。「絆-KIZUNA」(ユニバーサルJ)
サイゾー
「乾杯」マスコミ批判バージョンの長渕剛
コメポ
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とても良かった。長渕さんの部分だけ編集してブルーレイディスクに保存しておきました。
フラグが立ったな…
どんな意見を持ってもいいけど、歌番組でやることじゃないね。政治家にでもなれば。
いやいやマスコミに“字幕つきで"流される内容で「騙されねえ」とか(笑)
硬派なイメージも何も、ネットではかなり前から歌手の中では一番ネタキャラにされてる人だぞw
ボブディランになりたいんじゃない?
雉も鳴かずば撃たれまい。
歌の内容にもよるか。もともと世間を風刺した歌詞ならスパイスになったかも知れないが、乾杯の内容には全く合わない。名曲なのにガッカリ。
何も問題なし!
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最近の歌?自体、朗読に、怒鳴りちらしなどにしか聞こえない。
また、清原さんみたいな事やってないか心配になる。