デスク「3月末に『週刊文春』が大阪の元ホステス(36)と俳優、渡辺謙(57)の不倫関係を報じてそろそろ3カ月だっていうのに、ケンさんのほうは相変わらず音なしだね」



記者「本人より妻の女優、南果歩(53)の周辺がざわついています」



デスク「最近も女性誌の直撃を受けたりしてたけど、本人のブログも更新されてないし、夫の浮気についてはどう思ってるんだろう…」



記者「やはり、許せないというか、笑い飛ばせないままでいるようです」



デスク「へぇ～、案外純粋なんだな」



記者「渡辺は、不倫報道以後、南とその母と同居していた都内の豪邸を出て、ホテル住まいとも仕事部屋のマンションに潜伏しているともいわれています」



デスク「渡辺は大スポンサーのCMが事実上打ち切りだし、来年のNHK大河『西郷(せご)どん』への出演もはっきりしないまま…」



記者「南も7月にはNHKBSで主演ドラマ『定年女子』の放送が控えているのに、その宣伝もできないままでNHKの担当者もため息をついています」



デスク「夫婦そろって苦笑いしながら頭下げれば済む話だったのに、なあ」



記者「にしても3カ月もたってしまうと…」



デスク「今からは難しいよね。タレントのリスク管理は事務所の責任だろ。報道後の対応のまずさ、甘さが今日の状態を招いたってことだ」



記者「確かに…」



デスク「渡辺は所属事務所のケイダッシュなら元ホステスとの不倫くらい簡単につぶせるって見てたんだろ」



記者「事務所も火消しに必死に動いた形跡はないです」



デスク「というより、渡辺に世界のケン・ワタナベっていうプライドがあってそれが謝罪の機会を失ったってことだろよ」



記者「日本じゃ、不倫が甘くみられないってわかっていなかったってことですね」



デスク「夫婦関係は事実上破たんしてるんじゃないのかな」



記者「渡辺自身がその元ホステスとの関係を清算できず、南との関係は危機的との見方もあります。女性誌の直撃を受けた南は『まだ何も言えないんです』と近々何らかの意思表示がニオわせています」



デスク「なるほど…じゃ、それぞれが2度目の離婚に踏み切る可能性もあるな」



記者「そうなってくると、こちらも忙しくなりそうです」



デスク「ま、ハリウッドまで行く手もあるぞ」



記者「自腹では行けません…」

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