
こんにちは、コラムニストの玉恵です。
今回は知人の男性が、お金で好きな女性をとられたお話。
『彼女をとられた。しかも相手は金しかないデブでハゲのオヤジ。
彼女は自慢じゃないけれど、本当に可愛い子で、そのへんのアイドル顔負けだった。
大好きで、愛情なら誰にも負けないと思っていたのに、金で負けるなんて。
ギラギラ高そうな指輪して、結婚しようと思って、だってさ。』
それは、悲しい…。
ルパン三世の不二子ちゃんもそうですが、女性は金銭的なものに弱い生き物 です。
●(1)愛はお金で買えるか
心理学では、愛情と金銭が交換されることは大いにありえるとされています。
人は喜びや快楽的なことを求める生き物です。
この喜びや快楽を求めることを心理的報酬と言います。
この報酬を自分は最小のコストで、相手からは最大の報酬を獲得できるのが理想です。
そういった人間関係を構築させようとした結果、結婚という愛情をお金で渡すという行動が成り立つ のでしょう。
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愛でお腹は膨れないとは良く言ったものです。
●(2)金で買えない愛もある
もちろん、お金では動かない女性もたくさん居ます。
その人からでなければ、報酬が得られないものとして、愛情があります。
物や金銭はその人でなくてはならないというものではないので、物や金銭を与えられる人であればある程度誰でもいいということになります。
その人の愛が報酬として欲しい、という心理になれば金銭よりも愛が価値あるもの になるのです。
●(3)金銭に弱いのは女性ばかりではない
女性ばかりが愛情をお金で交換出来るように思われていますが、近年は男性にもその傾向はあります。
例えばホストクラブはいい例ですよね。
女性はその人だけの愛情や、快楽を求めて金銭を払い、ホスト達は愛情を交換します。
以前は経済力がない女性が多かったので、女性はお金に弱いと思われがちだったのかもしれません。
経済力のある女性が増えてきている今、男性もお金に弱い時代になってきている 気がするのは筆者だけでしょうか。
【参考文献】
・『図解雑学 人間関係の心理学』斉藤勇・著(ナツメ社)
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だから、よくばかにされがちだけど、
自分の力だけで勝ち取った、いわゆる「成金」といわれる人たちの方に魅力を感じる。
親や先祖が資産家だったに過ぎない人たちは、ただ運が良かっただけだし。