大阪人が「銀だこ」を認めない理由

コメポ

日本最大級のたこ焼きチェーン店、築地銀だこ。外はカリカリ、中はとろーり、思い出すだけでヨダレが出てきそうな、まさに絶品たこ焼きが楽しめる人気店である。特に関東在住の方ならば「たこ焼きを食べるなら銀だこ一択」という方も多いのではないだろうか?



だがしかし、つい先日のことである。たまたま銀だこの話題になったところ、大阪出身者が「銀だこねぇ(笑)」と、銀だこを全く認めてない様子だったのだ。……うん? 大阪の人ってたこ焼き好きちゃいますの? なんで銀だこを認めへんの?



・大阪出身者が熱く語る

話を聞かせてくれたのは、大阪出身で現在は都内在住の男性Aさんである。Aさんは銀だこが嫌いだというわけではないそうだが、銀だこを嬉々として食べている記者のような人を見るといつも違和感を覚えるらしい。その理由を大きく分けると、以下の4つのようだ。



・理由その1:「とにかく高い」

Aさんの感覚からすると、とにかく銀だこは高いらしい。銀だこのたこ焼きはオーソドックスなものでも8個入り550円だが「大阪では8個~10個入りで300円くらいが相場ですよ」とのことである。また、大阪の人はたこ焼きをおやつ感覚で食べるそうで「550円って食事の値段でしょ」とのことであった。

----

・理由その2:「カリカリに違和感」

冒頭でもお伝えした通り、銀だこのたこ焼きは外側のカリカリ食感が激ウマだが、あのカリカリにもイマイチ馴染めないらしい。「たこ焼きの外側はしっとりの方が絶対にウマいでしょ。カリカリだと、たこ焼き食ってる気がしない」とのことである。



・理由その3:「商売上手な感じがイヤ」

Aさんいわく「銀だこは商売上手な感じがしてイヤ」らしい。大阪にはおばちゃんが軒先でやっているたこ焼き屋から、ちょっと小奇麗なたこ焼き屋まで、多くのたこ焼き店があると言うが、銀だこほどの商売っ気はないという。銀だこの新商品を見かけると「商売上手だな(笑)」と感じてしまうというのだ。



・理由その4:「それにしても高い」

その1と被るが、Aさんが再三口にしていたのは「とにかく高い」ということだ。「だって、小麦粉とタコですよ?」「たこ焼きに550円すんなり払える大阪人の方が少ないと思う」とも語っていたから、大阪人にとって銀だこは価格が最大のネックになっているらしい。

----

──いかがだろうか? 特に大阪の方はご賛同いただけるのではないだろうか? ただしAさんは「別にまずくはないですよ、普通に美味しいですよ。あと嫌いじゃないですからね、高いけど」……と話していたから、味についてはある程度認めているようだ。



関東出身の記者からすると「選択肢がなくて逆に銀だこがスタンダード」なのだが、大阪の人からするとやや感覚が違うらしい。たこ焼き8個で550円、しかもあのクオリティなら十分だと思うが……本場・大阪の意見は若干違うようだ。



参考リンク:築地銀だこ

Report:P.K.サンジュン

Photo:RocketNews24.

ロケットニュース24

長期持ち帰れる為に後で油で揚げるからねぇ…‼ 個人的には普通のたこ焼きが良い。
8個550円は祭りのぼったくり値段ですわ

たこ焼きと思うから高いのであって、別物なら腹も立たないのでは

私は食べたことないけどね
銀だこ好きです。カリカリも好き。でも数年前に値上げしたとき、確かに高くなったなと思った。食べる頻度は激減しました。
文化の違い。
大阪だからって美味しい店ばかりではないと思う。以前、旅行したとき、駅近の商店街で食べたけど銀だこの方がおいしかった。関西の人達って関東人に出すものと地元のうるさい関西人に出す品が違うというか区別するんでしょうか?
まぁ、田舎のたこ焼きは、8個入りで100円だった。子供の頃だが、物価が上がったとは言え、400円くらいになったのはびっくり。

まぁ、関東、特に東京はテナント料や人件費がやたらに高いからね。

関西は、商売が、日常のひとこま。

人情も加味するが、やはり、東京となるとちょっとシビアかもしれませんね?

はっきり言えるのは、関西の人に喜んでもらえれば、全国的なレベルなるのは間違いない。

人情に熱い関西ですが、商売には、けっこう、厳しい。愛があるゆえ。
大阪も東京でも美味い物は美味しいでしょう。素直に成ろうねぇ。値段が高いと判断したら購入しなければいい話しだし個人的には手頃な価格だと思う。
いつも冷凍タコヤキしかたべたことがない。本場大阪のタコヤキは生活に根ざしている。これが文化である。
私は根っからの関東人、故に銀だこのたこ焼きにも別に違和感など感じないが、言われてみれば全て納得出来る事ばかりだ、

因みに私がたこ焼きを初めて食べたのは小学3-4年生の頃、お祭りの屋台だった、当時関東圏には常時たこ焼きを売る店など無く、年に数回お祭りの時にしか食べられない特別な食べ物だったからだ、

屋台で買い食い、当然親は良い顔はしなかった、親の目を盗んでコッソリ食べる、そんな罪悪感がたこ焼きの味だった、

故に私は今も銀だこには行かない、お洒落なたこ焼きなんて(私にとっては)邪道だからだ、

当然は串団子みたいに三つくらい串に刺していて、決して安くは無かったよ。

結局 銀たこの 宣伝。

page top