8月22日に放送された情報番組『バイキング』（フジテレビ系）で、MCの坂上忍が閉会中の国会議員の行動を批判した。このことに対してツイッター上では《政治家のことは何がなんでも批判するのか》と批判する声が挙がった。

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この日の放送では国会が閉会したあとの議員の行動を取材し、自民党の菅原一秀衆議院議員（東京9区選出）の地元回りに密着した。

菅原議員は地元町会の暑気払いに出席したあとに街頭演説をこなし、夕方には浴衣を着て地元の盆踊りに参加している様子が放送された。盆踊りでは踊りそっちのけであいさつに走り、20分ほどで退出。すぐにスーツに着替えて会合に出席するなど多忙なスケジュールをこなしていた。多いときは1日当たり20件の予定を入れているそうで、菅原議員は「ひと夏で4、5キロは体重が落ちる」という。

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この様子を見た坂上は、精力的に地元を駆ける国会議員に対して「トップアイドルのように忙しい」と皮肉を言っていた。政治評論家の有馬晴海氏、元横浜市長の中田宏氏と意見交換し、「会合に15分、盆踊りに20分（しかいない）。顔出してるだけじゃん」と首をかしげる坂上に中田氏は「そう。でもそれ（地元回り）が大事だったね、僕も」となだめた。

しかし坂上は「結局は（政策論争で勝負しない）人気商売なんだね」と呆れている様子だった。有馬氏が「言い訳に近いが」と前置きし、議員は多くの住民と顔を合わせることで「陳情がしやすくなるという向こうの希望もある」と説明。結果として政策論争につながるとの認識を示したが、坂上は納得してない様子だった。

 

「密着取材しておいて批判するなんて」

坂上の発言に賛同する視聴者も一部いたが、菅原議員に対する姿勢を“礼儀知らず”と感じた視聴者が多かったようだ。菅原議員に密着した制作側と坂上を、ツイッターで《国会で仕事していないならともかく、密着までさせておいて批判全開って本当にゲスい》と酷評する投稿もあった。ほかにも《地元の支持者に対しても失礼だよ》、《地元を回り続けることで話しやすい関係性を作るのって大事な気がするけど。坂上さんひねくれてる》と、坂上の意見そのものに疑問を呈する意見もあった。

坂上は視聴者からの支持率が高まらないようだ。

 

まいじつ