立憲が国民に「刺客」

コメポ

 6月、東京都内のホテル。首相安倍晋三は自民静岡県連関係者に向かって「立憲民主が当選したら困るよね」と問い掛けた。参院選静岡選挙区は改選数2の「2人区」の中で唯一、立憲と国民民主が競合する。立憲が国民現職の追い落としを図った格好だが、選挙後をにらんだ首相官邸がこれを阻止しようと参戦。野党対決は激しさを増している。(敬称略)

 「一生が戦続きの徳川家康にとって、平和な暮らしは、ここ駿府で過ごした少年時代だった」。徳川宗家19代目で立憲新人の徳川家広は、4日の第一声の場所に静岡市の駿府城公園にある家康の銅像前を選んだ。応援には参院幹事長の蓮舫が駆け付けた。

 家広は曽祖父の家正が最後の貴族院議長として現憲法制定に関わったことに触れ、「(家正は)これで恒久平和の礎が築かれた、と言っている。今ほど日本の憲法、戦後の平和が危機にさらされている時はない」と強調。憲法9条の改正を目指す安倍政権への対決姿勢を鮮明にした。

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 国民参院幹事長の榛葉賀津也に対して立憲が「刺客」を放った背景には、国会対応での路線対立がある。榛葉は自民参院幹部とゴルフや酒席を共にして親交を深め、重要法案の審議日程や委員会人事を「あうんの呼吸」(自民関係者)で決めてきたとされる。

 対決色を強めたい蓮舫らは旧民進党時代から榛葉とそりが合わず、たもとを分かった後は野党の足並みの乱れとなって確執が露呈した。立憲関係者は、蓮舫が「榛葉だけは絶対に許さない」と怒りをあらわにするのを目の当たりにしたという。

 立憲の県選出国会議員はおらず、県連関係者は「日本一弱い県連」と自嘲気味に話す。ただ、「徳川」の知名度は圧倒的で、家広が街頭に立てば聴衆から「家康の肖像画にそっくり」とのささやきがそこかしこから上がる。陣営幹部は「伸びしろを感じる。2013年の榛葉票の半分と保守票の2割くらいを取り込めるのではないか」と鼻息が荒い。

 過去3回、自民と議席を分け合う「ぬるま湯」(国民県連関係者)の選挙を戦ってきた榛葉にとって、徳川の出馬は一大事だ。静岡県湖西市で1日に開いた国政報告会では、連合傘下の組合員やOBら約600人を前に「新しくやってきた野党の方と大接戦で、私は3番手。この戦い、絶対に負けられない」と神妙な面持ちで語った。

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 頼みの綱は連合だが、連合静岡の幹部は「これまでも最大限やってきている。新たにできることはあまりない」とうめく。組合員には、榛葉への投票をこれまで以上に働き掛けるよう指示し、県内で推薦した衆院議員や地方議員、首長にも支持拡大を要請。ただ、連合自体が産別によっては立憲を支援しているため、支持を固めきれないのが実情だ。

 ◇「ほぼ自民」

 苦境に陥った榛葉に思わぬ強力な援軍が現れた。自民県連関係者は「官邸が榛葉にてこ入れしている」と声をひそめる。複数の関係者によると、榛葉と親しかった官房長官菅義偉が企業や公明の支持母体・創価学会に榛葉支持を働き掛けたという。徳川陣営も察知しており、関係者は「山が動いた。公明が怪しい動きをしている」と警戒を強めている。

 憲法改正に意欲を燃やす安倍は、参院選後も自公や日本維新の会などの改憲勢力で発議に必要な3分の2を維持することが難しいと認めている。このため、新たな改憲勢力を求めており、与野党から異口同音に「ほぼ自民」と呼ばれる榛葉は格好のターゲットと映っているとみられる。

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 野党の分裂を受け、自民では一時、新たに新人の擁立を模索する動きも出た。だが「しこりが残る」(県連幹部)として、結局は現職の牧野京夫に絞って現有議席を堅持する戦略に落ち着いた。

 旧民進の「内輪もめ」をよそに、牧野は組織の引き締めを図る。6月29日、静岡市内のホテルで開かれた会合で支持者らを前に、「追い風が吹いているわけではないと感じている。日を追うごとに厳しいものになっていくのではないか」と述べ、支持を呼び掛けた。

 ◇立候補者名簿

 【静 岡】

牧野 京夫60国交副大臣   自現

              推(公)

徳川 家広54政治経済評論家 立新

榛葉賀津也52元外務副大臣  国現

鈴木 千佳48党県常任委員  共新

畑山 浩一49N国党員    諸新

(注)敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は自=自民、公=公明、立=立憲民主、国=国民民主、共=共産、諸=諸派。丸数字は当選回数。丸かっこは推薦政党。   6月、東京都内のホテル。首相安倍晋三は自民静岡県連関係者に向かって「立憲民主が当選したら困るよね」と問い掛けた。参院選静岡選挙区は改選数2の「2人区」の中で唯一、立憲と国民民主が競合する。立憲が国民現職の追い落としを図った格好だが、選挙後をにらんだ首相官邸がこれを阻止しようと参戦。野党対決は激しさを増している。(敬称略)

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 「一生が戦続きの徳川家康にとって、平和な暮らしは、ここ駿府で過ごした少年時代だった」。徳川宗家19代目で立憲新人の徳川家広は、4日の第一声の場所に静岡市の駿府城公園にある家康の銅像前を選んだ。応援には参院幹事長の蓮舫が駆け付けた。

 家広は曽祖父の家正が最後の貴族院議長として現憲法制定に関わったことに触れ、「(家正は)これで恒久平和の礎が築かれた、と言っている。今ほど日本の憲法、戦後の平和が危機にさらされている時はない」と強調。憲法9条の改正を目指す安倍政権への対決姿勢を鮮明にした。

 国民参院幹事長の榛葉賀津也に対して立憲が「刺客」を放った背景には、国会対応での路線対立がある。榛葉は自民参院幹部とゴルフや酒席を共にして親交を深め、重要法案の審議日程や委員会人事を「あうんの呼吸」(自民関係者)で決めてきたとされる。

 対決色を強めたい蓮舫らは旧民進党時代から榛葉とそりが合わず、たもとを分かった後は野党の足並みの乱れとなって確執が露呈した。立憲関係者は、蓮舫が「榛葉だけは絶対に許さない」と怒りをあらわにするのを目の当たりにしたという。

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 立憲の県選出国会議員はおらず、県連関係者は「日本一弱い県連」と自嘲気味に話す。ただ、「徳川」の知名度は圧倒的で、家広が街頭に立てば聴衆から「家康の肖像画にそっくり」とのささやきがそこかしこから上がる。陣営幹部は「伸びしろを感じる。2013年の榛葉票の半分と保守票の2割くらいを取り込めるのではないか」と鼻息が荒い。

 過去3回、自民と議席を分け合う「ぬるま湯」(国民県連関係者)の選挙を戦ってきた榛葉にとって、徳川の出馬は一大事だ。静岡県湖西市で1日に開いた国政報告会では、連合傘下の組合員やOBら約600人を前に「新しくやってきた野党の方と大接戦で、私は3番手。この戦い、絶対に負けられない」と神妙な面持ちで語った。

 頼みの綱は連合だが、連合静岡の幹部は「これまでも最大限やってきている。新たにできることはあまりない」とうめく。組合員には、榛葉への投票をこれまで以上に働き掛けるよう指示し、県内で推薦した衆院議員や地方議員、首長にも支持拡大を要請。ただ、連合自体が産別によっては立憲を支援しているため、支持を固めきれないのが実情だ。

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 ◇「ほぼ自民」

 苦境に陥った榛葉に思わぬ強力な援軍が現れた。自民県連関係者は「官邸が榛葉にてこ入れしている」と声をひそめる。複数の関係者によると、榛葉と親しかった官房長官菅義偉が企業や公明の支持母体・創価学会に榛葉支持を働き掛けたという。徳川陣営も察知しており、関係者は「山が動いた。公明が怪しい動きをしている」と警戒を強めている。

 憲法改正に意欲を燃やす安倍は、参院選後も自公や日本維新の会などの改憲勢力で発議に必要な3分の2を維持することが難しいと認めている。このため、新たな改憲勢力を求めており、与野党から異口同音に「ほぼ自民」と呼ばれる榛葉は格好のターゲットと映っているとみられる。

 野党の分裂を受け、自民では一時、新たに新人の擁立を模索する動きも出た。だが「しこりが残る」(県連幹部)として、結局は現職の牧野京夫に絞って現有議席を堅持する戦略に落ち着いた。

 旧民進の「内輪もめ」をよそに、牧野は組織の引き締めを図る。6月29日、静岡市内のホテルで開かれた会合で支持者らを前に、「追い風が吹いているわけではないと感じている。日を追うごとに厳しいものになっていくのではないか」と述べ、支持を呼び掛けた。

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 ◇立候補者名簿

 【静 岡】

牧野 京夫60国交副大臣   自現

              推(公)

徳川 家広54政治経済評論家 立新

榛葉賀津也52元外務副大臣  国現

鈴木 千佳48党県常任委員  共新

畑山 浩一49N国党員    諸新

(注)敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は自=自民、公=公明、立=立憲民主、国=国民民主、共=共産、諸=諸派。丸数字は当選回数。丸かっこは推薦政党。 

時事通信社

自民党の正式名称は自由民主党で“民主党"が付くんだよね。

立憲民主党と国民民主党だけ“民主党"が付いている訳じゃない。

“自由"の無いのが立憲と国民の2党。
徳川本家だけど、水戸黄門の兄の子孫らしいね!?頑張って下さい!
民主が2つあるんだよね?
立憲民主と国民民主。
票が分散して、落ちた方が もう一方へ因縁つけるのが 今から見えるようだよ。
徳川か何か知らんが、そもそも本物かどうかも疑わしいと思っているのは私だけではあるまいよ。
葵の紋所をだして腐れ野党をひれ伏すのと思いきや、野党からかよ。
徳川の名が泣くよ。
勝手に、野党同士争って下さい 共産党の応援演説してたと思えば、国民民主に、刺客 だったら、野党統一ステッカーなんて、必要無いじゃない
野党は少し勘違いしてるけど、野党を支持する中には自民に偏るのは良くないとする有権者の存在。決して何も成果を残してない、政策の実行力の未知な野党に本気で支持をしてるとは思えないんだけど。だって野党って平和を語る上で、目の前の問題とは向き合わず見て見ぬふりして、ただ憲法9条だけを叫ぶでしょう?それじゃ外交面含めて何も解決はしないのよ。まぁもともと何も決められない党だから、何故なら問題と向き合わず上部だけの主張だから。誰しもが平和を願ってるのは間違いないんだよ、その為に何をやるか何もやらないの差が大きすぎる。野党は周辺国の配慮の為の9条死守なんですけどね。
徳川は、所詮、長州に敗れる運命にあるのだ。
レンポーの反対側を支持すれば、正しい選択です。
芸能人を立候補させてる立憲民主は支持しません。
立憲の参院議員1人増えたとこで地元にはなんの還元も無いが徳川のネームバリューは大きいだろうね。
しかし無駄な野党に血税を使われるのは腹立たしい。

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