【モデルプレス＝2025/04/02】キリンホールディングス株式会社は4月2日、フジテレビの第三者委員会による調査報告を受け、CM放映の停止を継続すると発表した。



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◆キリン、フジテレビへの広告差し止めを継続



公式サイトでは「キリンホールディングス株式会社（社長COO 南方健志）は、当社グループの広告について、株式会社フジテレビジョン（以下フジテレビ社）を通じた広告出稿の停止を継続することをお知らせします」と発表。「キリングループは企業の社会的責任として、国連の『ビジネスと人権に関する指導原則』に則り企業活動を行い、すべてのビジネスパートナーに対して当社の人権方針の理解と遵守を求めています」とし、フジテレビが公表した第三者委員会調査報告書による人権侵害の事実認定について「重大な問題と受け止めています」とコメント。「今後、すべての被害者の救済が着実に行われ、当社の人権方針の理解と遵守、および同社グループの人権方針に則った改革や再発防止策が着実に進むことを、同社に広告を出稿する企業として広告代理店とともに強く働きかけていきます」と表明した。



なお、広告の出稿再開については、フジテレビ社の取り組みが適切に進捗していると判断できた段階で検討可能になると考えているという。



フジテレビは3月31日、第三者委員会調査報告書を公表。被害者の女性が中居正広氏によって性暴力による重大な人権侵害の被害を受けたと認定された。同日には第三者委員会、および同社による会見も行われた。（modelpress編集部）



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