認知症の義母は水を飲んでくれないばかりか「もうエアコンの操作も理解できず」…

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認知症の義母は水を飲んでくれないばかりか「もうエアコンの操作も理解できず」真夏の部屋に暖房を効かせていて

こんにちは。神奈川県在住、フリーライターの小林真由美です。ここ数年のマイテーマは「介護」。取材でも高齢者にまつわること(介護のほか、終活や相続・遺言など)に関わる機会が増えてきましたが、どこか他人事でした。それがしっかり「自分事」になった途端、驚くほど冷静さを失ってしまったのです。【アラフィフライターの介護体験記】#20【こちらも読まれています】◀死にたいのかな…猛暑なのに認知症の義母が「水なんて飲まない」と拒否、さらに部屋はサウナ状態に…。この夏、周囲がすべきことは何?>>>うそでしょう!?猛暑日、ドアを開けたらまるで室内がサウナで…<!--nextpage-->猛暑日の室内はまるでサウナ! 義母の部屋で何が起きた?朝から気温がぐんぐん上がり、「猛暑日になる」との予報が出ていたある日、夫と一緒にお義母さんのもとを訪ねると……。ドアを開けた瞬間、まるでサウナにいるかのような熱気が、私たちを一気に包み込みました。「えっ、クーラー付いてない?」と慌てて室内を見回すと、エアコンはしっかり作動中。ところがリモコンを手に取った際、私の目に飛び込んだのは「冷房」ではなく、まさかの「暖房」表示だったのです。このときエアコンの設定は28で、部屋の温度計は30。エアコンは室温が設定温度に近づくと風が弱まるため、熱風が出続けることはなかったものの、熱のこもった部屋の空気は若干の息苦しさを感じるほど。熱気を逃すために窓を開け、エアコンを冷房に変更するなど慌ただしく動いている中、当のお義母さんはといえば「あら、来てたの? いらっしゃい」と普段と変わらない様子。しかし改めて顔をのぞくと、頬はやや赤みを帯びていて火照っているよう。身体にも触れてみたところ、首元のあたりが少し熱っぽく感じました。夫:「こんな部屋にいて暑くなかったの? 暖房になってたから、冷房に変えたよ」義母:「えっ、暖房? 全然暑くなかったわよ。だって、夏が暑いのは当たり前でしょ」夫と私:「……」(どうやら義母は、リモコン操作ができなくなってきたと推測)私はひとまず、冷凍庫にあった保冷剤で冷却タオルを作り、夫へ。夫:「とりあえず、これで冷やそう」>>>興奮状態で「水を飲めって、私に命令しないでちょうだい!」と義母<!--nextpage-->室内も身体も冷えてきたけれど、怒りの炎はしばらく消えず……10分ほどしてクーリングが効いたのか、顔の赤みも落ち着いてきたお義母さん。しかし水分補給を促した途端、どんどん不機嫌に……。さすがに多少は飲みましたが、夫が「脱水症状になっているかもしれないから、もう少し飲もうよ」と勧めると、「もう、いらない」。そんなやりとりがしばらく続いたあと、「具合が悪くなってきたから、もう寝るわ。2人とも帰ってちょうだい」と言い、ベッドに横たわってしまったのです。 厄介なことに、お義母さんはこの「具合が悪い」という言葉をあらゆるシーンで用いるため、「本当に体調が悪いのか、機嫌を損ねて気分が悪いのか」が瞬時に判断できないところ(涙)。すっかり帰るタイミングを失った私たちは、「落ち着くまで、もうちょっとだけ様子を見よう」と部屋に残ったものの、再び起き上がったお義母さんはしばらく興奮状態で、「水を飲めって、私に命令しないでちょうだい!」「デイサービスには行かないから、断って!」などと不満や愚痴を言い続け……。ちなみにその後、エアコンは自動運転モードに設定を徹底し、お義母さんにも「リモコンは触らないようにね」とお願いしたところ、それについては意外にもすんなりと受け入れてくれました。さらに、ヘルパーさんの定期的な訪問も始まったことで、同じようなことが起こる心配はなくなっています。そんな夏の出来事から早1年――。今年もしっかり継続中の「水分補給拒否問題」。そもそも、水分補給を拒む理由は存在するのか? それともただのワガママ(強要されることへの反抗)なのか?ケアマネージャーからのアドバイスを踏まえ、「なぜ、水分補給を嫌がるのか?」の理由を見つけ、「徐々に飲んでもらえる方法」を早急に考えたいところなのですが……。この続きは、また次回お話ししたいと思います。◀死にたいのかな…猛暑なのに認知症の義母が「水なんて飲まない」と拒否、さらに部屋はサウナ状態に…。この夏、周囲がすべきことは何?

OTONA SALONE

無表情で室温をチェックして「我慢大会ですか。私は参加しないのでクーラーつけますよ。すんまへんな。」と言うアスペな私。(おばあちゃんが熱いのに気がつかなかったとかリモコンを操作できなかったというのが問題じゃなくて「私の都合で」というのがミソ)
認知症とか嚥下機能の低下、トイレに行くのが面倒という理由でよくあるケース。代わりに果物とかゼリー、スープなんかの食品で水分を摂ってもらうかなぁ。
この場合はサ高住にお世話になって正解だったと思う。
お母さんの好きな飲み物を用意して置いておくとか、飲もうと言うんじゃなくて、お土産と言ってさりげなく飲み物を渡したりすると良いよ。
親が子供に言い聞かせるように彼是言われるのはストレスになりますので、然り気無くが鉄則です。

無理に飲ませようとするのは絶対にいけません❌押し付けるような勧め方も避けて、「一緒にお茶しましょう」「これシェアしましょう」といった具合に。

お土産として飲み物を持っていくのも好いですね😉
義母の家に行くときは、色んな種類の果物ゼリーやヨーグルトを持っていきました。ゼリーは大きめカップのもの。「これで150㏄はいけるッ!!フッフッフ👍」お茶の時間に一緒に摂ってくれるとありがたい。
祖母が認知症でした、水分が足りないと認知症は悪化するので、熱中症対策と同じくらい大事です。

「お茶の時間ですよ」は、人によりけりなので、時間を決められるのが嫌な人には逆効果です。

祖母は甘党で糖尿だったので、人工甘味料のジュースを冷蔵庫に入れておけば勝手に飲んでいました。

天の邪鬼な性格を利用して「飲みすぎないでね」と言っておけば、ゴクゴク飲みます👍✨
母の認知症介護の経験者として言わせてもらえば、まず認知症になったら一人暮らしは無理だし危険。1日のほとんどを一緒に時間を過ごす覚悟で同居するか施設に入れるかのどちらかでないと難しいと思う。
あと、何かを強要するのはたとえそれが正しいことであっても言うことは聞いてくれないです。それまで仲の良かった肉親でもダメ。水分補給してもらいたかったら直接水を飲ますのではなくジュースとかフルーツとかを強要せずにうまく促すのがいいでしょうね。
介護の経験はないけど、認知症になると人格が変わって、子ども返りする人や急に怒りっぽくなる人、色んなパターンがあるから接し方は一人一人違うそうな。今のところ近所に住む母はハイテク機器を使いこなすコンピューターおばあちゃんで認知機能も良好だけど、介護は身近に感じつつある。
「お茶の時間ですよ」って言って飲み物を飲む時間を作ると良いです。後、エアコンの件ですが認知症の方は暑さ寒さを感じない方が多い様ですので、風が当たらない角度で冷房を入れても大丈夫です。此処まで認知症が進んでいる状態ならば施設入所を考えて良いと思います。
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