「東京では何でも借りられる」

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「東京では何でも借りられる」ブレンダン・フレイザー×HIKARI監督が語る『レンタル・ファミリー』物語の真意 ムビチケ特典情報も

アメリカをベースに活躍する日本人監督のHIKARIのもと、アカデミー賞俳優ブレンダン・フレイザー、エミー賞ノミネート俳優・平岳大、名優・柄本明らが集結した『レンタル・ファミリー』から、本作で描かれる“物語の真意”についてブレンダン・フレイザー&HIKARI監督が語る特別インタビュー映像が解禁された。



11月21日より北米公開され、初登場5位にランクイン。またたく間に絶賛レビューが拡散され、北米では2週連続Top10入りを記録し、12月7日時点で興行収入900万ドル突破。ロングランヒットを見据えた感動の輪が世界中に広がり続けている。



今回解禁された特別映像の冒頭では、ブレンダン・フレイザーが「東京では何でも借りられる。家族代行も例外じゃない」と語り、彼が演じるフィリップが“レンタル新郎”として結婚式に参列する本編シーンが映し出される。



HIKARI監督は、“レンタル家族”というサービスについて「大都会の東京で孤独を感じたら、友人や両親や兄弟や恋人などレンタルすることができる」と説明。



これに続けてブレンダン・フレイザーは「常識では理解しにくい関係だが、偏見を取り払って眺めてみると深い意味が見えてくる」と語り、サービスが抱える複雑さと奥行きを示唆した。



本作の主人公はアメリカ人男性。長年日本で暮らす売れない俳優で、ある日「レンタル・ファミリー」会社にスカウトされることから物語は動き出す。



映像の後半では、“外国人の父親”役として親子関係を築くこととなる美亜(ゴーマン シャノン 眞陽)や、かつての大物俳優・喜久雄(柄本明)との出会いが、フィリップの運命を大きく変えることとなる。



ブレンダン・フレイザーは「異国の地で生きる主人公が、やっと居場所を見つける物語」と語り、監督は「フィリップは無意識に人との絆を求めていた。あらゆる出会いが彼の人生を彩っていく」と主人公の心情を読み解く。



さらに映像の最後でブレンダン・フレイザーは、本作について「家族の意味や、自分にとって大切な人は誰かを考えさせてくれる物語だ」とメッセージを送っている。







また、12月12日(金)よりムビチケ前売券の発売開始。特典は京都在住の絵師・村田涼平氏描き下ろしのオリジナルイラストポストカード3枚セットが付属。



日本の伝統的な技法と現代的なタッチを融合させた独特の画風で、本作の世界観を象徴する描き下ろし作品。主人公フィリップが旅する日本各地の情景や、彼が出会う人々の交流が温かく、かつ印象的に描き出されている。



村田氏による繊細な筆致と豊かな色彩が際立つ本特典は、映画で描かれる「家族」の多様性、そして日本という舞台の魅力を余すことなく伝える、ファン垂涎の記念アイテムとなっている。



『レンタル・ファミリー』は2026年2月27日(金)より全国にて公開。

シネマカフェ編集部

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