国公立大2段階選抜、実施

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【大学受験2026】国公立大2段階選抜、実施予定倍率を発表…文科省

 文部科学省は2025年12月12日、2026年度(令和8年度)国公立大学入学者選抜の2段階選抜実施予定倍率を発表した。東京大学や京都大学、北海道大学、東北大学、一橋大学、神戸大学など71大学で2段階選抜の実施を予告している。



 2段階選抜の実施を予定しているのは、国立46大学137学部等、公立25大学58学部等、計71大学195学部等。前年度と比較すると、国立大学は1大学4学部等の減少となった。公立大学は変動なし。



 大学・学部等別の実施予定倍率をみると、東京大学は文科一類・二類・三類が2.5倍、理科一類が2.3倍、理科二類が3.0倍、理科三類が2.8倍。理科三類が、前年度の3.0倍から2.8倍へ変更された。



 京都大学は、総合人間・文・教育・法・経済・薬・農学部・医学部人間健康科学科が3.5倍、理・工学部が3.0倍。医学部医学科では、共通テスト1,000点満点中700点以上かつ募集人員の3倍で2段階選抜を行う。



 なお、2025年度(令和7年度)国公立大学入学者選抜の前期日程では、2段階選抜を予告した67大学180学部等のうち、36大学61学部等が実施。4,459人が前期日程の第1段階選抜で不合格者となった。



 2026年度国公立大学入学者選抜の日程は、大学入学共通テストが2026年1月17日・18日に本試験、1月24日・25日に追・再試験を実施。2次試験(個別試験)は1月26日から2月4日まで出願を受け付ける。



 第1段階選抜の結果発表は、前期日程が2月11日まで、中期日程が2月18日まで、後期日程が2月28日までに行う。試験日は、前期日程が2月25日から、中期日程が3月8日以降、後期日程が3月12日以降。

奥山直美

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