長崎県の活水女子大学は2026年3月2日、2027年4月に活水大学へ校名変更し、2028年度からすべての学部を共学化すると発表した。創立150周年に向けた大学改革の一環として行われる。
活水女子大学は、1879年(明治12年)にエリザベス・ラッセル宣教師が創立した活水女学校を前身とする私立女子大学。東山手と大村の2キャンパスを拠点に、女性の自立と社会参画を支える教育を展開してきた。一方、近年は入学定員の確保が難しくなり、2024年度には音楽学部の募集を停止するなど、学部再編や規模の見直しを進めてきた。
同大の中期教学改革戦略(2026~2030年度)では、新しい時代の要請に応えるため、「教育の質的転換」「地域連携の深化」「学生支援体制の刷新」の3つを柱に、「共学化へのチャレンジ」を明確に打ち出している。
改革は段階的に進められる予定で、看護学部では先行して2025年度から男子学生の受け入れを開始している。2027年4月に校名を活水大学に変更し、すべての人に開かれた大学としての歩みをスタート。2028年4月から全学部全学科で男子学生を受け入れ、共学大学として教育改革を進める計画だ。
2026年度は、共学化に向けたさまざまな検討を本格的に開始。4月には健康で持続可能な社会を創造する知の拠点として「活水ウェルビーイングセンター」も開設するという。
川端珠紀


