「スイッチOTC薬」という言葉を聞いたことはありますか? OTCとはOver the Counter、薬局でカウンター越しに購入できる医薬品を指します。薬剤師からの説明が必須の「要指導医薬品」のほか「第1類医薬品」、「第2、3類医薬品」などが該当。そして「スイッチOTC」とは、従来医師の処方箋が必要だった「医療用医薬品」がこれら市販を認められたケース。25年7月、アリナミン製薬から胃の不調の薬、「タケプロンs」としてスイッチOTC化を果たしました。なぜいま胃の薬が求められるのか、アリナミン製薬のタケプロンチームに伺います。写真左から、アリナミン製薬株式会社 プロダクト戦略本部 第二マーケティング部 主席部員 陳野重也さん、第二マーケティング部 宮尾健吾さん、サイエンスコミュニケーショングループ 主席部員 川上亙さん更年期以降、女性にとっての「胃のトラブル」は増える? 減る?陳野重也さん――胃というと男性サラリーマンが抱えがちな不調のイメージがあります。いっぽうで女性も深刻だと聞きましたが、実際はどうなのでしょうか。胃もたれや胸やけといった症状は、統計的に男女とも55歳くらいから発生頻度が上がります。これら胃腸症状の三大要因は、「食生活」「食べ過ぎ・飲みすぎやストレス」、そして「加齢」です。 特に女性の50代は、お子さんの受験など家庭内ストレスを抱えやすい時期であると同時に、身体の加齢も重なります。――言われてみれば、あまり胃が痛まなくなったような気がしていましたが、そんなことはきっとないですね。はいといいえ、両方のお返事ができます。実は、胃痛のピークは30~40代くらいです。結婚や出産といった人生の転換期で悩みを抱え、ストレスが胃痛として現れるようです。 そしてもうひとつのピークが55歳ごろなんです。――そういえば、実際痛むかとは別に「トラブルで胃が痛い」という比喩は日常的に使い続けています。更年期以降は特にこうした状況が悪化するということでしょうか?50代以降は胃の機能が徐々に弱まり、症状を感じやすくなるため、不調が一段と進む傾向にあると考えています。興味深いことに、胃痛のスコアは働く方、特に管理職の方で高くなる傾向があります。「上司と部下に挟まれる」というストレスフルな環境で胃酸が原因となり、痛みが出るのでしょうね。働く女性などにも、同様の仮説が立てられます。川上亙さん――こうした胃のトラブルは日常生活にどの程度の影響を与えているのでしょうか。たとえば1日のいつごろ影響を受けるのですか?アンケートでは、症状が最も辛いタイミングとして「就寝前」と「起床後」が挙げられています。胃の不調のせいで眠りが浅くなり、結果的に睡眠の質の低下を招いているのです。ひどい方だと眠れなかったり、翌朝、歯を磨いているときに胃のむかつきを感じたりすることもあります。特に50代の女性からは切実な声が届きます。自身が胸やけをしていても、家族のために食事を作らなければならない。自分の食べたいものではなく、家族が好むものを作るというイライラも重なります。人間関係の悩みからライトな飲みすぎまで、胃の症状は思った以上に深刻に捉えられています。<!--StartFragment -->医療用と同じ成分を配合したタケプロンsが「薬局で買えるようになった」。その背景とは宮尾健吾さん――さて、胃腸薬の代名詞というくらいにお世話になった「タケプロン」が、スイッチOTC薬として薬局で購入できるようになったと伺いました。これまでは病院でしか処方されなかった薬ですよね。はい。医療用成分を市販薬に転用する「スイッチOTC」には安全性の確立が不可欠です。効果が非常に高い分、自己判断で服用を続けてしまうと、背後にある重大な病気を見落とすリスクもあります。胃がん、胃潰瘍などを見逃してしまうリスクですね。そのためスイッチOTC薬の中でも「要指導医薬品」として、薬剤師による適切な確認を経て提供される形をとっています。――ということは、特定の薬局でだけ購入できるのでしょうか?その通りです。少しお手数ですが、薬剤師さんのいる薬局でのみ購入が可能です。――スイッチOTC化した背景にはどのような事情があったのでしょうか?もともと、水なしで飲める簡便性に評価をいただいていた薬です。医療機関へ行く時間が取れない方にとって、薬局で医療用と同じ成分の薬が買えるようになる利便性の意義は非常に大きいのではと考えています。SNSでも「あの時お世話になったタケプロンが市販で買えるのか」と、手前味噌ながら感謝の声を寄せていただいています。じつは市販の胃薬に十分に満足していない声もありましたので、タケプロンsを待ち望む声は大きかったのです。胃薬の使用感に満足していなかったところに、しっかりと効くタケプロンsが簡便に購入できるようになれば、女性の皆様も「過ごしたい生活」を過ごす日々へと貢献できると考えています。胃酸分泌を強力に抑える「プロトンポンプ阻害薬(PPI)」。「魂の開発」でたどりついた――まさにタケプロンは、胃にトラブルのある人なら一度は処方され、服用したことがあるのではと思います。改めてタケプロンsはどのような特徴があるのか教えてください。一般的な胃腸薬が食べ過ぎ・飲みすぎのケアをイメージするのに対し、タケプロンsは「胃酸が原因の症状」に効くのが特徴です。胃酸は消化や殺菌に必要ですが、正体は塩酸ですから、出すぎると胃を荒らして胃もたれや痛みの原因になります。これまでの「制酸剤」は出てしまった胃酸を中和するものが主流でしたが、タケプロンsのようなPPI(プロトンポンプ阻害薬)は、胃酸が出る「蛇口」そのものをブロックします。――PPI(プロトンポンプ阻害薬)は、H2ブロッカーと呼ばれるタイプの薬とは根本的に働きが違うのですね?H2ブロッカーはヒスタミンによる作用をブロックして胃酸分泌を抑えます。一方、PPIはより根本から胃酸分泌を強く抑えるものです。誰もが痛みや辛さ、苦しさを「我慢する」必要はないんです。ぜひ相談してください――このように身近で私たちを助けてくれる「タケプロンs」を通じて、女性にお伝えになりたいことを教えてください調査でも、特に40代・50代の女性は「みんなこれくらい我慢しているはず」「我慢すればなんとかなる」と、ご自身の不調を後回しにしてしまいがちと判明しています。ドラッグストアのラインナップは今、非常に充実しています。胃酸などの辛さに悩まされているなら、タケプロンsは自信を持っておすすめできる選択肢です。まずは我慢せず、薬剤師に相談してみてください。市販薬を上手にセレクトすることで悩みから解放され、QOLを上げてほしい。まずはご自身の大切な身体と、しっかり向き合っていただければと思います。――ありがとうございました。タケプロンs 14錠入り 2,508円(10%税込)/アリナミン製薬 医療用と同じ成分、ランソプラゾールを市販薬で初めて配合。1日1回1錠で、胃酸逆流などによる胸やけ、胃もたれ、胃の痛みに24時間効き目が持続します。水なしで飲める口腔内崩壊錠です。<!--StartFragment -->*胸やけ、もたれ、胃痛 要指導医薬品 タケプロンsは薬剤師からの説明を受け、「使用上の注意」をよく読んでお使いください。<!--EndFragment -->
OTONA SALONE


