PTA活動、断ることできる?

コメポ

子供の学校「PTA活動」は断ることができるのか?

間もなく新年度が始まる。子供を持つ保護者のあいだで毎年話題になるのが『PTA』の活動についてだ。最近では共働きの家庭が多いため、PTA活動に時間を割くことのできる保護者は少なくなってきているにもかかわらず、次々とやってくる学校行事に頭を悩ませる人が後を絶たない。

Sさん(35歳・自営業)は、小学3年生の女の子を持つ父だ。子供の行事にはなるべく顔を出すようにしていたが、それが裏目に出た。自営業で時間を自由に使えるだろうと思われ、半ば強制的にPTAの役員に任命されたという。

「確かに会社員と違って、ある程度時間を作ることはできます。しかし実際は、零細企業で仕事に追われる毎日なんです。子供のためを思えば、PTAの活動もある程度は仕方ないと思っていますが“自営業=自由”と勝手に思われるのは、あまりいい気持ちがしませんね」(Sさん)

 

事前に下調べをして学校選びする人も

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では、実際にPTA活動を最初からきっぱりと断ることは可能なのだろうか。子供に関係する活動だけに、入会しないと子供が差別されたり、いじめに遭うのではないかと心配する保護者は多い。

「最近では参加を拒否する保護者の方も多いです。しかし、多くの方はなし崩し的に参加させられているというのが現状でしょう。実際に、ある学校ではPTAに参加しないと、行事や災害時の休校情報などの“安心メール”が配信されないといったケースもあります。パートの時間をやりくりしながら参加するお母さんも多いですね。しかし、学校によっては、PTAは完全ボランティアというところもありますので、事前に調べた上で引っ越しを前提に学校選びをするご家庭も増えてきています」(教育コンサルタント)

最近では“ブラックPTA”などという言葉が流行するほど、PTA活動が問題になっている。2016年3月にはタレントの菊池桃子が「PTAは任意参加なのに、全員参加することが暗黙の了解となっているケースが多い」という趣旨の発言をしたことが話題になった。

どうしても時間のやりくりができない人が無理をしようとすれば、必ずほころびが出てくる。PTA参加を拒否できないような場合でも、自分でできる範囲をあらかじめ周囲に伝えておくなど、最低限の意思表現は必要かもしれない。

 

まいじつ

どんなに頭の良い方が会長として上に立っても、役員になってくれても、何十年経っても変わらない。
変えさせない・変えられない何かがある。なんとかならないものか。
うちは小学校も中学校も立候補がなかったら、経験者を除いてクジで決めます。決まってもグスグズ言って固持したり、全く参加しなかったりした人は軽蔑するだけの話です。
専業主婦に任せればいいでしょ。どうせ暇なんだから。
PTAという学校関連の使役だと思っている人が大半だろう。それは違う。我が子の教育を託している学校というところを支える組織であり、子育ての責任を果たす組織である。又、子育ては、地域の責任でもあり、役所や地元自治会との連携が必須である。その中で最重要なのが、親である。また、親は子育てを他人任せでなく、自らが積極的にやって当たり前だ。
PTAは子供が安全に通学できるように頑張ったりもしてましたよ。児童が下校する時間帯に役員も歩いてみて「あそこの道は雑草で見通しが悪いから死角になり危険」→「所有者に刈ってもらいました」とかね。
ひとり親や介護で出来ないのは、やむを得ないと思います。
『やりたくないからやらない』は、単なるわがままだと思います。
こういう親の子は、たいてい何かしらトラブルを抱えています。

大人の“背中"を、子どもは見ているんですよ。
『やりたくなくても誠実に対応する』ことを、直接子どもに見せることができるのはPTA活動だと思っています。
代行業者に頼めば?金で解決できるでしょ。
PTAとマンションの管理組合の役員はイヤでも回って来る…
面倒だから…忙しいから…、世間・会社、どこにでも居ますよ。無償がいけないのか?仕事の大小の不公平感がいけないのか?そんなに、我が子が通う学校との繋がりが嫌なのか?仕事量の偏りは改善できるし、子供が減っている今、見てみぬ振り・逃げようとしても無理なのでは?「NO!嫌と言える私」が格好いいという風潮は、ここには当てはまらないと思う。
学校に関わる個人負担のものを一括で購入するのが、PTA。だから、自分の子供だけ物が渡されなくても、文句を言えない。

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